「嘆きの亡霊は引退したい」が打ち切りになったのでは?という噂を耳にして、不安を感じているファンの方も多いのではないでしょうか。結論から言えば、この噂は完全な誤解です!原作小説は2025年9月に第13巻が発売されたばかりで連載継続中、漫画版も順調に新刊をリリースしており、アニメは第2クールが2025年10月から絶賛放送中です。
それではなぜ打ち切り説が流れたのでしょうか?この記事では、噂が広まった3つの理由を詳しく解説するとともに、作品の現在の人気度、アニメ第2クールの最新情報、そして今後の展開予測まで徹底的に解説します。クライの苦悩に満ちた英雄譚はまだまだ続きますので、安心して作品を楽しんでいきましょう!
「嘆きの亡霊は引退したい」は打ち切りではない!

「嘆きの亡霊は引退したい」の打ち切りを心配しているファンの皆さん、安心してください!結論から言えば、この作品は打ち切りではなく、原作・漫画・アニメの全てが順調に連載・制作を続けています。むしろ2025年10月からアニメ第2クールが放送開始されるなど、作品の勢いはますます加速しているのです。
原作小説は2025年も連載継続中
「嘆きの亡霊は引退したい」の原作小説は、2018年1月から「小説家になろう」で連載がスタートし、現在も定期的に更新が続いています。書籍版はGCノベルズから刊行されており、2025年9月30日には最新刊となる第13巻が発売されました。
Web版は「小説家になろう」に加えて、2023年6月からは「カクヨム」でも同時連載されています。これは作品の人気拡大を図る戦略的な展開であり、打ち切りとは真逆の動きです。書籍版は加筆修正が施され、各巻に書き下ろしショートストーリーも収録されています。2025年3月31日には初の短編集も発売され、シリーズ累計240万部を突破した人気作が打ち切りになるはずがありません。
漫画版も順調に新刊発売中
コミカライズ版も非常に好調です。KADOKAWAの「カドコミ」にて2019年4月から連載がスタートし、電撃コミックスNEXTから単行本が発売されています。2025年4月25日には最新刊となる第11巻が発売されており、ほぼ半年ごとのペースで安定的に新刊がリリースされています。
ニコニコ漫画での無料公開も行われており、2025年10月時点で累計再生数は2000万回を突破。原作のストックも十分にあるため、漫画版が原作に追いついてしまう心配もありません。
アニメ第2クールが2025年10月から放送開始
2024年10月から12月まで放送された第1クールが好評を博し、最終話の放送直後に続編制作が発表されました。2025年10月6日より、待望の第2クールがTOKYO MX、BS日テレ、サンテレビ、AT-X、MBSで放送中です。
第2クールは全11話予定で、原作の4巻から6巻の内容を映像化します。監督のたかたまさひろ氏、アニメーション制作のゼロジー、クライ役の小野賢章さんをはじめとする豪華声優陣も第1クールから継続しています。さらに、アメリカで開催された「Anime Expo 2025」で第14話の先行上映が行われたことは、作品が国際的にも評価されている証拠です。
「嘆きの亡霊は引退したい」打ち切り説が流れた3つの理由

打ち切り説には明確な理由があります。作品自体に問題があったわけではなく、更新のタイミングやストーリーの構成、作者の活動状況が誤解を生んでしまったのです。
原作の更新が一時停止した期間があった
打ち切り説の最大の原因は、原作Web版の更新が一時的に停止した時期があったことです。2018年2月から3月にかけての約41日間の更新停止は、連載開始からわずか22日後のことだったため、多くのファンが不安を感じました。
しかし、この休載期間は書籍化に向けた準備期間でした。出版社との打ち合わせや加筆修正作業に時間を割いていたため、Web版の更新が止まっていただけだったのです。また2024年4月から7月にかけても更新が停止しましたが、これはアニメ化関連の業務で多忙を極めていたためでした。現在は定期的な更新が再開されており、こうした心配は不要です。
各章の区切りで「完結」と誤解された
この作品は各章ごとに物語が一区切りする構成になっており、「小説家になろう」の活動報告で槻影先生が「第一章 完結」「第二章 完結」と表現したことが誤解を生みました。「完結」という言葉を見たファンの中には、「もう続きはないのか」と勘違いしてしまった人もいました。
しかし、これは各章の区切りを示しただけで、作品全体の完結を意味するものではありません。原作小説はまだ物語の中盤であり、クライの引退という最終目標にはまだまだ到達していません。章の区切りは物語のリズムを作るための演出です。
作者が複数作品を同時連載していた時期があった
槻影先生は「嘆きの亡霊は引退したい」以外にも、複数の作品を執筆していた時期があり、ファンの間では「他の作品が優先されるのでは?」という不安の声が上がりました。
しかし、実際には他作品の更新頻度も大幅に落ちており、現在は「嘆きの亡霊は引退したい」に集中する体制になっています。シリーズ累計240万部を突破し、アニメ化も実現した看板作品を打ち切るという選択肢は、ビジネス的にもあり得ません。槻影先生はYouTubeチャンネルも開設し、作品について語る動画も配信しているほど、この作品に全力を注いでいます。
アニメ第2クールの放送情報と注目ポイント

アニメ第2クールは2025年10月6日から放送開始され、現在絶賛放送中です!
放送開始は2025年10月6日から全11話予定
第2クールは毎週月曜日23:30からTOKYO MX、BS日テレで放送されています。サンテレビでは毎週月曜日24:00から、MBSでは毎週火曜日27:30から、AT-Xでは毎週木曜日23:30からと、複数の放送局で視聴可能です。
第2クールのエピソード数は全11話で、第14話から第24話までが放送予定です。ABEMAとdアニメストアが最速配信を行っており、テレビ放送よりも2日早い毎週土曜日23:30から視聴できます。続いてU-NEXTやDMM TVなどで火曜日24:00から、Amazon Prime Video、Huluなどで水曜日24:00から順次配信されます。
原作4巻~6巻の内容を映像化
第2クールでは、原作ライトノベルの第4巻から第6巻の内容が映像化されます。特に注目すべきは、帝都で開催される大規模な宝具オークションのエピソードです。クライは宝具「転換する人面」を手に入れるために資金調達に奔走しますが、そこには予想外の展開が待ち受けています。
また、第2クールからは新キャラクターも登場します。安野希世乃さんと若井友希さんが追加声優として参加することが発表されています。原作者の槻影先生は「オークション編の続きは、これまでよりもさらにはちゃめちゃな内容」とコメントしており、第1クール以上のカオスな展開が予想されます。
制作体制・声優陣は第1クールから継続
第2クールの制作体制は、第1クールの成功を受けて主要スタッフ・キャストが続投しています。監督は引き続きたかたまさひろ氏、アニメーション制作もゼロジーが手がけています。
声優陣も全員続投です。クライ・アンドリヒ役の小野賢章さん、ティノ・シェイド役の久保田未夢さん、リィズ・スマート役のファイルーズあいさんなど、豪華キャストが再集結しています。オープニング主題歌は安野希世乃さんの「アルゴリズム」、エンディング主題歌はi☆Risの「夢へのヒトカケラ」です。
過去に原作更新が停止した理由と作者の説明

打ち切り説の根拠となった原作の更新停止には、具体的な理由がありました。
2018年の休載は書籍化準備のため
2018年2月18日から3月30日までの41日間の更新停止は、書籍化に向けた準備作業でした。マイクロマガジン社のGCノベルズから書籍化のオファーを受け、出版社との打ち合わせや加筆修正作業に時間を要したのです。
この期間を経て2018年8月にGCノベルズから第1巻が刊行され、作品は大きな飛躍を遂げました。書籍版の第1巻は「次にくるライトノベル大賞2019」新文芸・ブックス部門で第2位を獲得するなど、高い評価を受けました。
2024年の更新停止はアニメ制作関連業務による多忙
2024年4月から7月にかけての更新停止は、アニメ化関連の業務による多忙さが理由でした。シナリオの監修、声優の演技指導、アニメオリジナルシーンの確認など、原作者として携わるべき業務が膨大にあったのです。
その成果として2024年10月から高品質なアニメが放送され、作品の知名度は飛躍的に向上しました。dアニメストアのウィークリーランキングで毎週10位以内にランクインするなど、アニメの人気は非常に高く、原作・漫画の売上も大きく伸びました。
公式からの説明で打ち切りの懸念は解消済み
槻影先生は、過去の更新停止について公式に説明を行い、ファンの不安を解消しています。アニメ第1クールの放送が終了した後、原作Web版の更新は再開されています。公式Xアカウントでは、アニメの最新情報だけでなく、原作の更新情報や新刊発売のお知らせも随時発信されています。
「嘆きの亡霊は引退したい」の人気度と受賞歴

「嘆きの亡霊は引退したい」が打ち切りになるはずがない最大の理由は、その圧倒的な人気度と実績です。
「このライトノベルがすごい!」で3年連続TOP10入り
「嘆きの亡霊は引退したい」は、「このライトノベルがすごい!」において、3年連続でTOP10入りを果たしています。2021年版で単行本・ノベルズ部門第7位、2024年版で第10位、2025年版では第6位を獲得しており、安定した人気を維持しています。
このランキングは、書店員、ライトノベル評論家、一般読者の投票によって決定されるため、業界内外から広く支持されていることの証明です。さらに、キャラクター部門でも主人公のクライ・アンドリヒが男性キャラクター部門で第10位にランクインしました。
アニメ配信ランキングで上位をキープ
アニメ第1クールは、dアニメストアのウィークリーランキングで毎週10位以内にランクインし続け、安定した視聴数を記録しました。円盤の売上は第1巻の初動で785枚を記録し、令和の時代において健闘していると評価されています。
第2クールの放送が始まった2025年10月以降も、視聴数は好調を維持しています。さらに、アニメの成功により、シリーズ累計部数は240万部へと約90万部も増加しています。
海外ファンからも高評価を獲得
「嘆きの亡霊は引退したい」は海外のアニメファンからも注目を集めています。海外のアニメランキングサイト「Anime Corner」では、アニメ第1話放送時点でウィークリーランキング第10位にランクインしました。
特に注目すべきは、アメリカで開催された世界最大級のアニメイベント「Anime Expo 2025」で、第2クールの第14話が先行上映されたことです。グローバルな人気を獲得しており、今後さらに海外展開が期待されます。
今後の展開予測:アニメ第3期と原作完結時期

ファンが最も気になる今後の展開について予測します。
原作ストックは十分あり第3期制作の可能性は高い
アニメ第2クールが原作の第4巻から第6巻までを映像化すると仮定すると、現時点で第13巻まで刊行されている原作にはまだ十分なストックが残っています。第2クールの人気次第ではありますが、第3期の制作決定は十分にあり得ます。
第3期が制作される場合、原作第7巻から第9巻あたりの内容が映像化されると予想されます。この部分では、「嘆きの亡霊」パーティがさらに大きな試練に直面し、秘密結社「アカシャの塔」との対決が本格化します。
物語はまだ中盤で完結まで数年かかる見込み
原作小説の物語は、現在の第13巻時点でもまだ中盤です。クライが引退するという最終目標には、まだまだ到達していません。物語の完結までには少なくとも20巻程度が必要だと予想され、完結までには早くても5年以上かかる可能性があります。
これはファンにとっては良いニュースです。作品がまだまだ続くということは、今後も新しいエピソードや新キャラクターとの出会い、そしてクライの奮闘を楽しめるということだからです。
今後もメディアミックス展開が継続予定
「嘆きの亡霊は引退したい」は、アニメ・漫画・小説に加えて、さまざまなメディアミックス展開が予定されています。2025年7月には秋葉原でポップアップショップが開催されました。
また、短編集やスピンオフ作品の展開も期待できます。ゲーム化の可能性も考えられ、声優陣によるイベントやライブも今後増えていくと予想されます。
アニメを視聴できる配信サービスと放送局まとめ
「嘆きの亡霊は引退したい」のアニメを視聴したい方のために、配信サービスと放送局の情報をまとめました。
第2クールの放送局一覧(TOKYO MX・BS日テレほか)
- TOKYO MX:毎週月曜日23:30〜
- BS日テレ:毎週月曜日23:30〜
- サンテレビ:毎週月曜日24:00〜
- MBS:毎週火曜日27:30〜
- AT-X:毎週木曜日23:30〜
TOKYO MXとBS日テレが最速放送となっています。
見放題配信がある動画サービス比較
最速配信(毎週土曜日23:30〜)は、ABEMAとdアニメストアです。2次先行配信(毎週火曜日24:00〜)は、U-NEXT、DMM TV、Leminoなど。一般配信(毎週水曜日24:00〜)は、Amazon Prime Video、Hulu、FOD、Disney+などです。
ABEMAは無料会員でも視聴可能で、dアニメストアは月額550円(税込)で6,000作品以上のアニメが楽しめます。
第1クールの見逃し配信情報
第1クール(第1話〜第13話)は、ほとんどの配信サービスで見放題配信が継続されています。特にdアニメストア、U-NEXT、Amazon Prime Videoでは、第1クール全話が視聴可能です。
「嘆きの亡霊は引退したい」に関するよくある質問

原作は本当に打ち切りではありませんか?
はい、原作は打ち切りではありません。現在も連載が続いており、書籍版も2025年9月に第13巻が発売されたばかりです。シリーズ累計240万部を突破している人気作品が打ち切りになることは考えられません。
アニメ第3期の制作は決定していますか?
2025年10月時点では、アニメ第3期の制作は正式に発表されていません。ただし、第2クールの人気次第で第3期の制作が決定する可能性は十分にあります。
今後また更新が止まる可能性はありますか?
現時点では順調に更新が続いています。仮に今後更新が止まることがあっても、それは打ち切りではなく、一時的な休載である可能性が高いでしょう。
原作はいつ頃完結する予定ですか?
原作の完結時期について、公式発表はありません。完結までには少なくとも5年以上、場合によっては10年近くかかる可能性があります。
漫画版は原作に追いつく心配はありませんか?
現時点では、漫画版が原作に追いつく心配はありません。原作のストックは十分にあり、当面は適度な距離が保たれるでしょう。
「嘆きの亡霊は引退したい」は打ち切りではない!まとめ

「嘆きの亡霊は引退したい」は打ち切りではなく、むしろ絶好調の人気作品です。原作・漫画・アニメの全てが順調に展開しており、今後もさらなる飛躍が期待できます。
打ち切り説が流れた理由は、いずれも作品の発展につながるポジティブな理由によるものでした。現在はこれらの懸念は完全に解消されており、ファンは安心して作品を楽しむことができます。
アニメ第2クールが2025年10月から放送中で、第3期の可能性も十分にあります。原作はまだ中盤で、完結までには数年かかる見込みです。つまり、クライの苦悩に満ちた英雄譚はまだまだ続くということです!
「このライトノベルがすごい!」での3年連続TOP10入り、シリーズ累計240万部突破、配信ランキングでの好成績、そして海外展開の本格化。これらすべてが、作品の確固たる人気を証明しています。
これからも「嘆きの亡霊は引退したい」を応援し、クライが(おそらく永遠に叶わない)引退の夢を追い続ける姿を見守っていきましょう!
ゼンシーア