【最新26巻まで】終末のワルキューレネタバレ完全版!全対戦結果とあらすじ

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神々と人類の存亡をかけた最終闘争を描く『終末のワルキューレ』。神側13名VS人類側13名による全13試合のタイマン勝負は、第11回戦まで決着し、なんと人類が6勝5敗と初めてリードを奪取!この記事では、最新26巻までの全対戦結果とあらすじを完全ネタバレで徹底解説します。各試合の熱い戦いの詳細、キャラクターの必殺技、そしてオーディンの野望やジークフリート救出など今後の展開予想まで、『終末のワルキューレ』の魅力を余すところなくお届けします。

【最新版】終末のワルキューレ対戦表・勝敗結果を一覧で確認

神々と人類による壮絶な最終闘争・ラグナロクは、2025年12月現在、第11回戦まで決着がつき、ついに人類が初めて神々をリードする歴史的展開を迎えています。当初は圧倒的な力を持つ神々が有利と思われていましたが、人類代表闘士たちの不屈の闘志と戦略により、現在は6勝5敗という驚異的なスコアを実現。第12回戦では北欧最高神オーディンと釈迦の盟友・坂田金時の対決が始まり、物語は新たな局面へと突入しようとしています。

終末のワルキューレネタバレ【第1回戦〜第11回戦】

ここからは各試合の詳細なネタバレを含む内容となります。神々と人類が命を懸けて激突する壮絶なバトルの数々を、第1回戦から最新の第11回戦まで徹底解説。各闘士たちの必殺技、戦いの駆け引き、そして胸を打つドラマが詰まった全11試合を振り返っていきましょう。

第1回戦「トール VS 呂布奉先」

記念すべき第1回戦は、北欧神話最強の雷神トールと三国志時代の最強武将・呂布奉先の激突でスタートしました。トールは巨大な雷槌ミョルニルを武器に、呂布は戦乙女ランドグリーズと神器錬成した方天戟で応戦します。

序盤は互角の攻防が続き、呂布はトールのミョルニルを破壊することに成功。しかしその瞬間、ミョルニルが本来の力を解放し覚醒します。トールは「覚醒雷槌(ゲイルロズトールハンマー)」という渾身の一撃を放ち、呂布は愛馬・赤兎馬に乗って最後の反撃を試みるものの、武器が耐え切れず破壊されてしまいました。第1回戦はトールの勝利で幕を閉じ、神側が先制点を獲得します。

第2回戦「ゼウス VS アダム」

第2回戦は全宇宙の父でありヴァルハラ評議会議長のゼウスと、全人類の父アダムという「父」同士の対決。アダムは神器錬成したメリケンサックと、神の技を模倣できる特殊能力「神虚視(かみうつし)」を駆使して、老体のゼウスを圧倒していきます。

追い詰められたゼウスは筋肉を肥大化させた最終形態「阿陀磨須(アダマス)」へと変貌。光速を超える拳の応酬が繰り広げられますが、神虚視で模倣し続けたアダムは目を酷使しすぎて失明してしまいます。最後はノーガードの殴り合いとなり、先に膝をついたのはゼウス。しかし、実はアダムは打ち合いの最中にすでに死亡しており、死してなお立ち続けていたことが判明します。勝者はゼウスとなり、神側が2連勝を飾りました。

第3回戦「ポセイドン VS 佐々木小次郎」

2連敗中の人類側が送り出したのは、巌流島の決闘で宮本武蔵に敗れた「史上最強の敗者(ルーザー)」佐々木小次郎。対するは大海の暴君・ポセイドン。序盤は圧倒的な力の差を見せつけるポセイドンが優勢で、小次郎の刀を折ってしまいます。

しかし小次郎には、かつて剣を交えた無数の剣士たちの技と魂が宿っていました。二刀流となった小次郎は「萬手無双(まんじゅむそう)」を会得し、数千手先の未来まで予測できる境地に到達。ポセイドンの超高速攻撃すら完璧に読み切り、神の間合いに入ることに成功します。最後は小次郎がポセイドンを両断し、人類初の勝利を勝ち取りました。この勝利は人類に希望の光をもたらす歴史的瞬間となります。

第4回戦「ヘラクレス VS ジャック・ザ・リッパー」

第4回戦は元人間で神となった正義の使者ヘラクレスと、人類史上最も著名な殺人鬼ジャック・ザ・リッパーという善悪の対決。舞台は19世紀ロンドンの街並みが再現された特殊な闘技場です。

ジャックは姑息な罠とトリックを駆使してヘラクレスを翻弄します。実は彼の神器は手袋であり、触れたものすべてを武器に変える能力を持っていました。ロンドンの街並み全体が武器となり、ヘラクレスは窮地に立たされます。

しかし正義を貫くヘラクレスの心は最後まで折れることなく、瓦礫の下から何度も立ち上がります。最終的にジャックの手刀がヘラクレスの胴を貫通し、ジャックが勝利。ただし、ヘラクレスの心は消滅の瞬間まで愛一色で輝いており、ジャックは彼を絶望に染められなかったという意味では「敗北」を認めます。この戦いでジャックは初めて本当の愛を知ることとなりました。

第5回戦「シヴァ VS 雷電為右衛門」

2勝2敗のイーブンとなった第5回戦は、インド神話の破壊神シヴァと江戸時代最強力士・雷電為右衛門による肉体派同士の激突。雷電は異常な筋力を抑え込む筋肉「百閉(ひゃくへい)」を解放し、神と初めて全力で戦える喜びを噛み締めます。

シヴァは雷電の握力技「乱れ牡丹」で腕を握り潰されそうになりますが、心臓の鼓動を強制的に跳ね上げて全身に炎を纏う「輪廻舞踊(ターンダヴァ)」を発動。両者とも肉体が焼け焦げ、崩れていく中での壮絶な殴り合いが展開されます。

最後は雷電の渾身の鉄砲「八咫烏」をシヴァが跳ね除け、シヴァの勝利となりました。雷電は満足した笑顔でシヴァに礼を言い、シヴァもまた敬意を込めた蹴りで雷電を送り出します。漢同士の熱い戦いは、敵味方を超えた絆を生み出しました。

第6回戦「波旬 VS 釈迦」

第6回戦では衝撃的な展開が待っていました。神側代表として登場するはずだった釈迦が、闘技場の真ん中を通り過ぎて人類側へ移動。「神が救わないなら俺が救う」と宣言し、人類側での出場を表明したのです。

急遽神側代表となったのは七福神が合体した零福。かつて人々の不幸を吸い続けて苦しんでいた零福は、幸せそうな釈迦に嫉妬と憎悪を募らせていました。不幸を吸うことで巨大化する武器「斧爻(ふこう)」で攻撃しますが、釈迦の神器「六道棍」により次々とカウンターを受けます。

零福が敗北を認めた瞬間、彼の体が冥界の狂戦士・波旬に乗っ取られてしまいます。波旬の圧倒的な破壊力の前に釈迦は為す術なく、神器も破壊されてしまいました。しかし釈迦は零福の斧爻を手に取り、零福と共に「神器蓮生(ヴェルンド)」を発動。生み出された「大円寂刀・零」で波旬を両断し、人類側の勝利を掴み取ります。

第7回戦「ハデス VS 始皇帝」

弟ポセイドンを殺された怒りを胸に、ギリシャ三兄弟の長兄ハデスが神側代表として参戦。対するは中国を初めて統一した始まりの王・始皇帝です。3勝3敗のイーブンから、どちらが先にリードを奪うかという重要な一戦となりました。

ハデスは「冥府の鉄槌(ペルセポネ・カリコロン)」など強力な槍技で始皇帝を追い詰めます。しかし始皇帝は「気」の流れの要である「星」が見える特殊能力を持っており、空気の塊を星に打ち込むことで相手の技を乱してカウンターを決めていきます。

自らの血を体に纏わせることで空気弾のタイミングを察知できるようにしたハデスは、最強技「血が導きし曙光(イーコール・エーオース)」を放ちます。始皇帝も最後の「承力天鳳」で迎え撃ち、砕けたのはハデスの槍でした。王の座を賭けた戦いは始皇帝の勝利で終わり、人類が初めて神をリードすることになります。

第8回戦「ベルゼブブ VS ニコラ・テスラ」

人類側が1点リードした状況での第8回戦。人類代表は交流電力やテスラコイルで知られる天才科学者ニコラ・テスラが登場。神側は蝿の王ベルゼブブという、共に科学者同士の異色対決となりました。

テスラは至高の発明品「超人自動機械β(スーパー・オートマトン・ベータ)」を装着し、プラズマ攻撃や反重力システムを駆使してベルゼブブに立ち向かいます。「神々の監獄(ゲマトリア・ゾーン)」や瞬間移動技「ステラワープ」で一時は優勢に立ちました。

しかし自らの死を望むベルゼブブは、すべてを飲み込む大技「虚神(カオス)」を発動。競技場ごとテスラを消し去ろうとします。満身創痍の両者は最後の力を振り絞って対峙しますが、ベルゼブブの杖がテスラの心臓を貫き、勝負は決しました。テスラは最後まで人類に向けて「諦めなければ終末は訪れない」という言葉を残し、科学への探求心と人類への希望を託して消えていきます。

第9回戦「アポロン VS レオニダス」

リードを許してしまった神側の代表として登場したのは、太陽神アポロン。人類側はスパルタの王レオニダス1世が満を持して参戦します。レオニダスはかつてアポロンの身勝手なお告げによって国家滅亡の危機に瀕した過去があり、アポロンへの憎悪を隠しません。

開戦直後からレオニダスは容赦ない攻撃を仕掛けますが、アポロンは神器「アルテミスの糸」を使った遠距離攻撃でレオニダスを一方的に攻撃します。追い詰められたレオニダスですが、リングを約2メートル幅に縮小した正々堂々の撃ち合いで反撃開始。強烈な頭突きでアポロンを地面に倒します。

実はアポロンも努力を重ねてきた存在であることが明かされ、レオニダスは敵ながら尊敬の念を抱きます。最終決戦では、アポロンが自らを銀の矢として撃ち出し、レオニダスは盾で真正面から受け止めました。お互いに致命傷を負いましたが、レオニダスのダメージが上回っており、アポロンの勝利となります。アポロンは最期にレオニダスを「友」と認め、優しい微笑みを向けました。

第10回戦「スサノヲノミコト VS 沖田総司」

5勝5敗の重要な局面で迎えた第10回戦。舞台は幕末の京都が再現され、人類代表として新撰組一番隊組長・沖田総司が、神代表として日本神話のスサノヲノミコトが登場します。ヤマタノオロチ退治で知られるスサノヲは、自身が生み出した剣術を人類が発展させたことに興味を持ち、沖田との戦いを切望していました。

スサノヲは意外にも幕末オタクな一面を見せ、沖田を困惑させます。しかし試合が始まると、沖田は心臓を3倍働かせることで身体能力を極限まで高め、必殺技の三段突きでスサノヲを追い詰めます。スサノヲは神々が打ち直した天叢雲剣で応戦し、剣術を極める者同士の激しい戦いが展開されました。

お互いに剣の腕を認め合い、満身創痍になりながらも新たな境地へと到達します。最終局面では沖田の渾身の鬼爪突がスサノヲに炸裂しますが、スサノヲも最後の一撃を放ちます。しかしスサノヲの体は力を出し切ったことで先に砕け散り、沖田総司の勝利となりました。沖田の瞳は新撰組の色である青色に輝き、彼は「本物の武士」へと昇華したのです。

第11回戦「ロキ VS シモ・ヘイヘ」

人類が再びリードを奪った状況での第11回戦。神側は北欧神話のトリックスター・ロキ、人類側はフィンランドの伝説的スナイパー・シモ・ヘイヘが登場します。ロキは触れたものを完全にコピーできる能力「道化師の環(ヘイムスクリングラ)」を使い、様々な神々に変身してヘイヘを翻弄します。

静かに狙撃のタイミングを窺うヘイヘに対し、ロキは幻術と分身で心理的に揺さぶりをかけます。しかしヘイヘには自身の臓器を弾丸に変える特殊能力があり、一発必中の狙撃でロキの心臓を撃ち抜きました。これは過去に500人以上を狙撃した罪の贖罪として得た能力で、撃つたびに激痛が伴います。

最終局面でロキは心臓を撃ち抜かれながらもヘラクレスの姿で奇襲を仕掛けますが、ヘイヘは銃口を向けたまま微動だにしません。心理的に揺らいだロキが鳥に転移した瞬間、ヘイヘは即座に銃口を上空に向け、対神用弾丸を発砲。ロキの本体を脳天から撃ち抜き、シモ・ヘイヘの勝利となりました。この勝利で人類は6勝目を挙げ、初めて神々をリードすることに成功します。

終末のワルキューレ今後の展開を徹底予想

第11回戦を終えて人類が初めてリードを奪取した現在、物語は最終局面へと向かっています。第12回戦として始まったオーディンvs坂田金時の戦いは、単なる勝敗を超えた重大な意味を持つことが示唆されています。ここでは、作中で明かされた伏線や設定をもとに、今後の展開を徹底的に予想していきます。

第12回戦「オーディン VS 坂田金時」の行方

現在進行中の第12回戦は、北欧最高神オーディンと釈迦の盟友・坂田金時という注目のカードです。オーディンは物語の裏で暗躍する黒幕的存在として描かれており、彼の真の目的は原初神の復活にあることが判明しています。対する坂田金時は「人類史上最も愛すべき漢」と評される人物で、釈迦から直々にジークフリート調査を依頼された重要人物です。

この戦いでは、オーディンの真の力が明かされることが予想されます。彼は原初四至柱の一柱として、現在の神々よりも遥かに強大な力を秘めている可能性が高く、坂田金時にとっては最も困難な戦いとなるでしょう。しかし金時には釈迦との強い絆があり、何らかの形で釈迦の力が金時を支える展開も考えられます。

勝敗については予断を許しませんが、オーディンの野望が明らかになる重要な回となることは間違いありません。オーディンが勝利した場合、彼の計画はさらに進行し物語は新たな局面へ。金時が勝利すれば人類は7勝目を挙げ、ラグナロクの勝利に大きく前進することになります。

第13回戦の対戦カードはアヌビス VS ラスプーチンが濃厚

残る出場枠は各陣営1名ずつ。神側はエジプト神話の冥界の神アヌビス、人類側は帝政ロシア末期の怪僧グレゴリー・ラスプーチンが控えています。アヌビスは第10回戦と第11回戦への出場を希望していましたが、いずれも他の神に先を越されてしまった経緯があり、第13回戦での登場が確実視されています。

対するラスプーチンは、2025年12月現在唯一ビジュアルが解禁されていない謎多き闘士です。不死身伝説を持つ彼がどのような能力を持ち、どのような戦い方をするのか、ファンの間では様々な憶測が飛び交っています。彼がラグナロクの最終戦を飾る人類側最後の闘士となる可能性が高いでしょう。

この対戦が実現すれば、死と冥界を司る神と、不死身の伝説を持つ人間という非常に興味深いカードとなります。ラスプーチンの能力次第では、人類が7勝目を挙げてラグナロクに勝利する展開も十分に考えられます。

人類が7勝して勝利する可能性を考察

現在人類6勝、神5敗という状況で、人類があと1勝すればラグナロクに勝利し滅亡を回避できます。第12回戦で坂田金時が勝利すれば、その時点で人類の勝利が確定。第13回戦は行われない可能性もあります。

しかし物語の構成上、全13試合が行われる方が自然であり、第12回戦はオーディン勝利、第13回戦で人類が逆転勝利というドラマチックな展開も十分考えられます。特にオーディンの野望が原初神復活である以上、彼が勝利して計画を進めようとする展開の方が物語として盛り上がるでしょう。

また、13試合すべてが終了して6勝6敗1引き分け、あるいは6勝7敗となり、エクストラマッチが行われる可能性も指摘されています。この場合、ジークフリートやノストラダムスといった未出場の重要人物が登場する展開が予想されます。

人類が最終的に勝利したとしても、オーディンの野望は別の形で実行に移される可能性が高く、真の戦いはラグナロク終了後に待っているのかもしれません。

ブリュンヒルデの真の目的とジークフリート救出作戦

物語最大の謎の一つが、ブリュンヒルデがラグナロクを提案した真の理由です。作中で明かされたところによると、彼女の目的は人類の救済だけでなく、奈落(タルタロス)に幽閉されている恋人ジークフリートの救出にもあります。

ジークフリートは「竜殺しの英雄」として知られる半神半人で、オーディンのペットだったドラゴン・ファーヴニルを殺した罪で幽閉されたとされています。しかしこれは冤罪で、真相はブリュンヒルデに片思いしていたロキが嫉妬から彼に罪を着せたというもの。オーディンはジークフリートが「原初の器」としての才を持つことを見出し、野望のために彼を幽閉し続けているのです。

ブリュンヒルデの計画は、ラグナロクを通じてオーディンを倒し、ジークフリートを救出すること。そのために彼女は人類最強の闘士たちを集め、神々に立ち向かわせています。末妹のゲルが「最後のピース」と呼ばれていることから、彼女も救出作戦において重要な役割を果たす可能性が高いでしょう。

ジークフリートは人類側の「ジョーカー」とも呼ばれており、彼が解放されれば物語は最終局面へと突入します。オーディンとの直接対決、あるいは原初神との戦いにおいて、ジークフリートの力が人類と神々の世界を救う鍵となる展開が予想されます。彼の参戦は、ラグナロクの枠を超えた壮大な戦いの始まりを意味するかもしれません。

終末のワルキューレに関するよくある質問

『終末のワルキューレ』を読み進める中で、多くの読者が疑問に感じるポイントをQ&A形式でまとめました。物語の理解を深めるための重要な情報をわかりやすく解説していきます。

人類は何勝すればラグナロクに勝利できるのか?

ラグナロクは神側13名と人類側13名による全13試合の勝負で、先に7勝した方が勝利となります。つまり過半数を獲得した時点で勝敗が決するルールです。現在は人類6勝、神5敗という状況なので、人類があと1勝すれば人類の勝利が確定し、滅亡は回避されます。

逆に神側があと2勝すれば神の勝利となり、人類滅亡が決定します。現時点で人類がリードしている状況は歴史的快挙といえ、当初は絶望的と思われた戦いも、人類代表たちの不屈の精神により勝利の可能性が大きく広がっています。

釈迦が神側を裏切って人類の味方になった理由は?

釈迦が人類側に寝返った理由は、彼の「天上天下唯我独尊」という信念に基づいています。釈迦は元々人間として生まれ、悟りを開いて神(仏)となった存在です。そのため人間に対する理解と愛情が深く、神々が一方的に人類を滅ぼそうとすることに納得できませんでした。

第6回戦で釈迦は「神が救わないなら俺が救う」と宣言し、人類側として戦うことを選択します。これは神々への反逆であり、他の神々を激怒させましたが、釈迦は自分の信念を曲げることなく、零福(波旬)を倒して人類に勝利をもたらしました。彼の行動は、神と人間の関係性を問い直す重要な転換点となっています。

作中で最も強いキャラクターは誰なのか?

作中最強キャラクターについては、ファンの間でも議論が分かれるところです。神側ではゼウスが「神々の中でも屈指の戦闘力」を持つとされ、アダムとの戦いでは圧倒的な力を見せました。また、トールは第1回戦で呂布を完全に圧倒し、北欧最強の名に恥じない実力を証明しています。

人類側では、ポセイドンを倒した佐々木小次郎が「萬手無双」という神の動きさえ読み切る境地に達しており、技術面では最強格といえます。また、アダムはゼウスの最終形態と互角に戦い、死してなお立ち続けた精神力は全キャラクター中でも突出しています。

ただし、まだ戦っていない闘士も多く、特にオーディンは原初四至柱の一柱として現在の神々を超える力を持つ可能性があります。ジークフリートやノストラダムスといった未登場の重要人物も、作中最強クラスの実力者である可能性が高いでしょう。

原作漫画の最新刊は何巻で完結はいつ頃になるのか?

2025年12月現在、最新刊は2025年11月20日に発売された第26巻です。次巻の第27巻は2026年3月19日発売予定となっています。現在は第12回戦(オーディンvs坂田金時)が進行中で、残り2試合が控えている状況です。

完結時期については公式からの発表はありませんが、残り2試合に加えてオーディンの野望や原初神の復活といった大きな伏線が残っているため、ラグナロク終了後も物語が続く可能性があります。そのため、完結までにはまだ数年を要すると予想されます。最低でも30巻以上は続くと考えられ、2027年以降の完結になる可能性が高いでしょう。

スピンオフ作品や関連作品にはどんなものがあるか?

『終末のワルキューレ』には複数のスピンオフ作品が展開されています。第一弾は『終末のワルキューレ異聞 呂布奉先飛将伝』(作画:オノタケオ)で、第1回戦で登場した呂布奉先を主人公とした作品です。こちらは2019年12月号から2023年1月号まで連載されました。

第二弾は『終末のワルキューレ奇譚 ジャック・ザ・リッパーの事件簿』(作画:イイヅカケイタ)で、第4回戦で登場したジャックを主人公とした作品です。2022年12月号から連載が開始され、現在も連載中です。ジャックの過去やロンドンでの事件を描いた内容となっています。

第三弾として2024年8月号から『終末のワルキューレ禁伝 神々の黙示録』(原作:成瀬乙彦、作画:岡本一兵)が連載開始。こちらは本作を原案として、神同士の戦いを描いた作品となっています。いずれのスピンオフも本編とは異なる視点で『終末のワルキューレ』の世界を楽しめる内容です。

終末のワルキューレネタバレまとめ

『終末のワルキューレ』は神々と人類の存亡をかけた壮絶なバトルを描く作品です。第1回戦から第11回戦までの戦いを通じて、人類は6勝5敗と初めて神々をリードする歴史的展開を実現しました。当初は圧倒的不利と思われた人類側でしたが、各時代の英雄たちが不屈の闘志と独自の戦略で神々に立ち向かい、見事に勝利の可能性を切り開いています。

現在進行中の第12回戦は、原初神復活を目論む北欧最高神オーディンと、釈迦の盟友・坂田金時という重要なカードです。この戦いは単なる勝敗を超え、物語の根幹に関わる神界の真実が明らかになる可能性を秘めています。ブリュンヒルデの真の目的がジークフリート救出にあることも判明し、ラグナロクの裏には壮大な陰謀が渦巻いていることが明らかになりました。

残る試合は最大でも2試合。人類があと1勝すれば滅亡を回避できますが、オーディンの野望や原初神の復活といった大きな伏線も残されており、ラグナロク終了後も物語は続く可能性が高いでしょう。ジークフリートやノストラダムスといった未登場の重要人物の動向、そして原初神との最終決戦など、今後の展開から目が離せません。

神と人類の戦いは、単なる力の勝負ではなく、存在意義や尊厳をかけた魂のぶつかり合いです。敵味方を超えて互いを認め合う姿や、命を懸けて信念を貫く闘士たちの姿は、読者の心を強く揺さぶります。最新巻の第26巻、そして2026年3月発売予定の第27巻では、物語がさらに大きく動くことが予想されます。『終末のワルキューレ』はまだまだ熱く燃え続けます!

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