2011年夏、上戸彩さん主演で放送された「絶対零度〜特殊犯罪潜入捜査〜」シーズン2。潜入捜査という新たな捜査手法に挑む桜木泉の成長物語は、多くのドラマファンを魅了しました。シーズン1から舞台を移し、特殊犯罪捜査対策室で繰り広げられる緊迫の事件の数々。そして物語後半で明らかになる衝撃の黒幕の正体とは?この記事では、全11話のあらすじを完全ネタバレで徹底解説します。上戸彩さんの七変化、桐谷健太さん演じる瀧河信次郎との師弟関係、そしてユースケ・サンタマリアさんが演じた黒幕・木幡雄一の恐ろしさまで、シーズン2の全てをお届けします。これからシーズン2を見る方も、もう一度振り返りたい方も、この記事で「絶対零度」シーズン2の魅力を再発見してください。
絶対零度シーズン2とは?
2011年の夏、ドラマファンの間で大きな話題を呼んだのが「絶対零度〜特殊犯罪潜入捜査〜」シーズン2です。上戸彩さん主演で贈るこの刑事ドラマは、前作から新たなステージへと進化を遂げ、視聴者を熱狂させました。シーズン1で描かれた未解決事件への挑戦から一転、今度は「潜入捜査」という新しい捜査手法にスポットを当てています。正義感あふれる主人公・桜木泉が、時には嘘をつき、時には別人を演じながら事件の真相に迫る姿は、多くのファンの心を掴んで離しませんでした。
2011年放送のシーズン2基本情報
「絶対零度〜特殊犯罪潜入捜査〜」シーズン2は、2011年7月12日から9月20日まで、フジテレビ系列の火曜21時枠で全11話が放送されました。実は、この放送開始の直前となる7月8日には、シーズン1のスペシャル版が金曜プレステージ枠で放送されており、シリーズへの期待感を最高潮に高めるという巧みな演出がなされていました。
本作の舞台となるのは、警視庁捜査一課に新設された「特殊犯罪捜査対策室」、通称「特殊班」です。ここでは、巧妙化する犯罪に対抗するため、潜入捜査という特殊な手法が用いられます。シーズン1で「未解決事件特命捜査」をテーマにしていたのに対し、シーズン2では「特殊犯罪潜入捜査」へとテーマが大きく転換。このコンセプトの変更により、ドラマはより緊張感のあるサスペンス色を強め、視聴者に新鮮な驚きを提供しました。
主題歌は前作に引き続きLOVE PSYCHEDELICOが担当。オープニング曲の「Shadow behind」がドラマのダークで緊迫した雰囲気を盛り上げ、エンディング曲「It’s You」が余韻を残す構成となっています。音楽面でもシリーズの世界観が一貫して表現されていました。
シーズン1からの変更点と新設定
シーズン2の最大の変更点は、何と言っても「潜入捜査」という捜査手法の導入です。シーズン1では、桜木泉たちは「特命捜査対策室特命捜査第4係」に所属し、時効寸前の未解決事件を再捜査するという任務を担っていました。しかしシーズン2では、組織再編による人事異動により、桜木は長嶋秀夫室長とともに新設された「特殊犯罪捜査対策室」へと配属されます。この異動は、シーズン1の最後に描かれた八王子での事件解決から約1ヶ月後という設定になっています。
特殊班の任務は、表面化していない犯罪や証拠が掴みにくい特殊な事件を、潜入捜査によって解決することです。そのため捜査員たちは、ターゲットに近づくために様々な職業や立場を装い、相手を欺きながら情報を引き出さなければなりません。正義感の強い桜木にとって、この「嘘をつく捜査」は大きな葛藤をもたらします。人を騙すことへの罪悪感と、事件を解決して被害者を救いたいという使命感の間で揺れ動く桜木の成長物語が、シーズン2の大きな見どころとなっています。
さらに、桜木の新たなパートナーとなる瀧河信次郎(演:桐谷健太)の存在も重要です。「歩くトカゲ」と呼ばれる彼は、卓越した記憶力と観察力を持つ特殊班のエース捜査員。しかし彼には目の病気という秘密があり、3ヶ月後には刑事を辞めることが決まっているという切ない設定が物語に深みを与えています。瀧河の指導のもと、桜木は潜入捜査のスキルを磨き、一人前の捜査員へと成長していくのです。
またシーズン2では、上戸彩さんが潜入捜査のために様々な変装を披露する「七変化」も大きな話題となりました。セレブ妻、OL、ガーデナーなど、エピソードごとに異なる役柄を演じ分ける上戸さんの演技力の高さが、視聴者から絶賛されました。
絶対零度シーズン2全11話のあらすじネタバレ

シーズン2では、桜木泉が新たに配属された特殊犯罪捜査対策室で、様々な特殊事件に潜入捜査で挑んでいきます。ここでは、第1話から最終回まで全11話のあらすじを、ネタバレを含めて詳しく解説していきます。各話ごとに異なる事件と、それに立ち向かう桜木たちの成長が描かれており、見逃せない展開が続きます。
第1話
警視庁に新設された特殊犯罪捜査対策室に異動となった桜木泉は、先輩刑事・瀧河信次郎から厳しい訓練を受けていました。この回では、半年で13名が死亡している企業の不祥事による連続死亡事故を捜査します。被害者たちは事故の前に不審な男と接触していたことが判明し、桜木は市民活動家・朝倉の助手である藤井香織に近づくことに。しかし潜入捜査のため相手を騙すことに、正義感の強い桜木は良心の呵責を感じます。事件の背後には株価操作を狙った企業恐喝が隠されていました。朝倉は犯罪グループに利用されていただけで、実行犯の飯野正也が逮捕されますが、藤井は妊娠中の身でありながら恋人が犯罪者だったという衝撃の事実を知ることになります。
第2話
前回の事件の続きとなる第2話では、企業恐喝事件の真相がさらに深まります。実行犯の日高と市民活動家・朝倉との繋がりが明らかになり、白石と磯村が市民団体に扮して朝倉の団体に潜入します。一方、桜木は藤井香織との関係を深めながら捜査を進めますが、香織を騙すことへの罪悪感に苦しみます。やがて死亡事故が実は殺人事件であるという決定的な証拠が浮上。犯人グループは一時的に企業の株価を下げて利益を得るという巧妙な手口を使っていたことが判明します。朝倉は知らないうちに犯罪に加担させられており、藤井もまた同棲相手が犯罪者だったという残酷な現実に直面します。妊娠していてこれから幸せな生活が待っていたはずの藤井の心情を思うと、事件の悲しさが際立ちます。
第3話
3日前に起きた交通事故が、実は殺人事件である可能性が浮上します。被害者は医療機関MNPの研究員・野田祐二で、事故直前に4人の男に追われていたことが判明。さらに事故直後、同じMNPの研究員・北村正宗が野田の衣服を探っていたという不審な行動も明らかになります。野田の衣服には野田以外の微量の血液が付着しており、MNP内部でのトラブルが疑われました。しかしMNP側は情報漏洩を理由に協力を拒否したため、桜木と瀧河が施設に潜入捜査を行います。調査の結果、MNPが開発中の新薬に発がん性の可能性があることを野田が発見し、それを告発しようとしたため口封じのために殺害されたことが判明します。正しいことをしようとした人間が犠牲になるという理不尽な事件に、桜木たちは憤りを感じるのでした。
第4話
名門小学校・教応学園で児童の連れ去り事件が頻発していました。この2ヶ月間に何件も目撃されているにもかかわらず、保護者からの警察への通報はなく、児童は現在無事だという不可解な状況。実は教応学園では12年前にも児童誘拐事件が発生しており、身代金の受け渡しミスで児童が命を落としていました。そのトラウマから学校側が事件を隠蔽している可能性が高いと判断し、桜木、白石、磯村がガーデナーとして潜入します。調査を進めるうちに、過去の事件で息子を亡くした元教師が関わっていることが判明。彼は学校の危機管理の甘さに復讐心を抱いていたのです。名門校ならではのプライドと隠蔽体質が招いた悲劇に、桜木は憤りと同時に子どもたちを守りたいという強い使命感を抱きます。
第5話
都内で車上荒らし、ひったくり、痴漢、児童連れ去りなどの犯罪が通常の5倍も多発していました。不可解なことに、これらの犯罪はすべて科学警察研究所の前島誠司が「犯罪多発地点」としてピックアップした場所で起きていたのです。前島はボランティアで地域住民と犯罪マップを作成する活動をしており、その情報が悪用されている可能性が浮上します。捜査班は防犯マップ作成活動に潜入して捜査を開始しますが、意外な真相が明らかになります。実は前島自身が無意識のうちに犯罪を犯していたのです。過去のトラウマから、特定の条件が揃うと追体験が始まり、無自覚に犯行に及んでいました。防犯に熱心で心優しいはずの前島が、知らないうちに人を傷つけていたという悲劇的な結末に、視聴者も心を痛めました。
第6話
世界的な名画愛好家・有働グループの邸宅から、幻の3部作と呼ばれるロメールの「アジュール」のうちの1点が盗まれる事件が発生。管理人がナイフで刺され、複数犯による犯行と見られました。数日前に偽名の男が有働コレクションを見せてほしいと訪ねており、その男が有名画家の椎名清剛と接触していたことが判明します。椎名が事件に関与しているとして、桜木はハウスキーパーとして椎名の家に潜入。最初は椎名から邪魔者扱いされクビを言い渡されそうになりますが、桜木らしい誠実な対応で椎名の心を開くことに成功します。椎名は実は有働のために本物のアジュールと贋作を入れ替えようとしただけで、人を殺すつもりはなかったと告白。改心した椎名は自首を決意し、今までにない形で事件が解決します。
第7話
瀧河が緑内障の診断書を眺める場面から始まるこの回は、彼の刑事生命に関わる重要なエピソードです。一方で宝石店の強盗事件が連発し、3ヶ月で10件、被害総額15億円という大規模な犯罪が発生していました。アジアで活動する「月盗団」の仕業かと思われましたが、手口に違いがあり別グループの可能性が浮上します。現場に残された靴跡から木の繊維が検出され、その粒子は聖山タウンでしか使われていないことが判明。桜木と瀧河は新婚夫婦に扮して聖山タウンに潜入します。閉鎖的なコミュニティの中で調査を進めると、意外にも犯人は疑われていた男性たちではなく、その妻たちだったことが明らかに。裏をかいた展開が視聴者を驚かせました。二人の新婚夫婦姿も様になっており、ファンの間で話題となったエピソードです。
第8話
都内各所で女性を狙った猟奇殺人事件が連発します。被害者はいずれも糸で口を縫われ、喉を切り裂かれるという残虐な手口でした。被害者から検出された指紋とDNAを鑑定したところ、なんと情報分析係の竹林匠のDNAと一致してしまいます。さらに竹林の自宅からは犯行に使われたものと同じ肉切り包丁と糸、そして猟奇犯罪の本やDVDまで発見されてしまいました。状況証拠はすべて竹林が犯人であることを示していましたが、桜木たちは竹林の無実を信じて捜査を継続します。やがて真犯人が別にいることが判明し、竹林は見事に無罪を証明されます。しかし真犯人の高いキンキン声への異常な執着心は視聴者に強烈な印象を残しました。警察内部から犯罪者が出るのではないかという緊張感が漂う、衝撃的なエピソードでした。
第9話
街に現れた畑山昭子に銃口を向けられる桜木でしたが、畑山は何かに気づいてそのまま逃走します。同じ頃、外務大臣・柴崎順一の娘・真結が誘拐される事件が発生。身代金3億円が要求されますが、世界エネルギーサミットの直前であるため、極秘で捜査が進められます。柴崎邸で待機する高峰は、柴崎の秘書・関根素子の言動に違和感を覚えます。一方、逃走中の畑山は黒幕の木幡雄一にメールで経過を報告していました。木幡は監視カメラを巧みに操作して警察の裏をかき、身代金受け渡しの際に柴崎大臣を誘拐してしまいます。娘は解放されましたが、今度は父親が拉致されるという展開に。この回から本格的に黒幕・木幡の存在が明らかになり、物語は最終局面へと向かっていきます。
第10話
畑山昭子が突然自首してきました。しかも桜木としか話したくないと言い、桜木が取り調べを担当することに。畑山は東京理工大学の大学院生・川島智裕を調べること、自分の手帳を読み込めと伝えます。さらに木幡雄一がすべての実態を握っており、自分の戸籍などのデータをすべて奪われたと告白します。畑山は既に戸籍上死亡している人物の名前を使っていたのです。捜査班は畑山の発言に戸惑いながらも、エネルギーサミットまで時間がないことから、前代未聞の判断として畑山と手を組んで捜査を進めることを決定します。誘拐事件は柴崎が10年前に地元に建設したリジンガスプラントが絡んでいる可能性が浮上。事件の全容が徐々に明らかになっていきますが、木幡の巧妙な罠も次々と発動していきます。
第11話
最終回、木幡をおびき出すために桜木と畑山は喫茶店で張り込みを行いますが、木幡から密かに指示を受けた畑山はトイレに立ち、そこで隠してあった携帯電話とナイフを受け取ります。捜査員を人質にして裏口から脱出しようとした畑山でしたが、同じく木幡に呼ばれていた川島智裕と鉢合わせしてしまい、動揺した川島が発砲。その隙に畑山も姿を消します。しかし畑山は木幡を裏切り、木幡の正体を暴く決定的な証拠を握って木幡のもとへ向かいました。桜木たちは捜査班と連携して木幡を確保し、誘拐されていた柴崎大臣も無事救出されます。逮捕された木幡は罪の意識を全く持たず、飄々とした態度で取り調べを受けます。事件解決後、目を患っていた瀧河は刑事を辞職し、新たに配属された山内徹の指導係となった桜木は、かつて瀧河がそうしたように厳しく後輩を指導し始めるのでした。
絶対零度シーズン2のキャストと登場人物

シーズン2では、シーズン1から続投するキャストに加えて、新たな仲間も加わり、より充実した陣容となっています。特殊犯罪捜査対策室のメンバーたちは、それぞれが個性的で高い能力を持ちながら、チームとして見事に機能しています。ここでは主要キャストと、彼らが演じる魅力的なキャラクターたちを紹介していきます。
主人公・桜木泉(演:上戸彩)
シリーズを通して主人公を務める桜木泉は、特命捜査対策室第4係から特殊犯罪捜査対策室へと異動となった刑事です。強い正義感を持ち、真っ直ぐな性格が特徴的な彼女ですが、シーズン2では新たな課題に直面します。それが「潜入捜査」という任務です。
事件解決のために相手を騙し、嘘をつかなければならない潜入捜査は、正義感の強い桜木にとって大きな葛藤をもたらします。特に初期のエピソードでは、ターゲットに近づくために親しくなった相手を裏切ることへの罪悪感に苦しむ姿が描かれました。しかし瀧河や長嶋たち先輩刑事の指導を受けながら、徐々に一人前の潜入捜査員として成長していきます。
シーズン2最大の見どころは、上戸彩さんが潜入捜査のために披露する「七変化」です。セレブ妻、OL、ガーデナー、ハウスキーパー、新婚妻など、エピソードごとに全く異なる役柄を演じ分ける上戸さんの演技力が光りました。変装だけでなく、それぞれの役になりきって相手の懐に入り込んでいく様子は、まさにプロの仕事です。シーズン1では「のろまなカメ」と呼ばれていた桜木が、最終回では後輩の指導係を任されるまでに成長する姿は、多くのファンに感動を与えました。
瀧河信次郎(演:桐谷健太)
シーズン2から登場する重要人物が、桜木の新たなパートナーとなる瀧河信次郎です。「歩くトカゲ」という異名を持つ彼は、特殊班のエース捜査員として知られています。卓越した記憶力と空間認識能力を持ち、どんな細かい事象も見逃さない驚異的な観察力の持ち主です。追跡監視においては右に出る者がいないほどの実力者で、冷静沈着な性格から「掴みどころがない」「感情が読めない」と評されています。
瀧河は長嶋室長から桜木の教育係を任されますが、観察眼が甘く仕事のできない桜木に何度もイライラさせられます。記憶力のなさやメモを取る癖を厳しく指摘し、時には突き放すような態度を取ることもありましたが、それは桜木を一人前の捜査員に育てたいという思いの表れでした。栄養学にも長けており、桜木や長嶋にその知識を説くシーンもあり、意外な一面も見せています。
しかし瀧河には重大な秘密がありました。正常眼圧緑内障と診断されており、3ヶ月後には刑事を辞めることを決意していたのです。この事実は長嶋にしか伝えておらず、桜木たちは当初知りませんでした。物語が進むにつれて目の病気が進行し、追跡中に見失うシーンも描かれます。最後の事件を解決したいという瀧河の思いと、病気の進行との戦いが、シーズン2に深い感動をもたらしました。最終回で刑事を辞職する瀧河と、彼から教えを受けて成長した桜木の姿は、多くの視聴者の涙を誘いました。
北大路欣也ら4係メンバー
シーズン1から続投する長嶋秀夫室長を演じるのは、日本を代表する名優・北大路欣也さんです。特命捜査対策室第4係の室長から特殊班の室長となった長嶋は、厳しくも温かい眼差しで部下たちを見守ります。桜木のことを「カメ」と呼び続けていますが、それは彼女の成長を信じているからこそ。時に大胆な決断を下し、時に部下を叱咤激励する長嶋の存在は、特殊班のまとめ役として欠かせません。
4係から特殊班へと異動となった白石晋太郎(演:中原丈雄)は、過去50年分の未解決事件を頭に叩き込んでいるという驚異的な記憶力の持ち主です。ベテラン刑事としての経験と知識を活かし、潜入捜査でも重要な役割を果たします。時折見せるユーモラスな一面、例えばゲートボールを楽しむ姿やメイドカフェに潜入する姿は、視聴者に笑いを提供しました。
磯村亮平(演:小林高鹿)は、サラリーマンから刑事となった異色の経歴を持つ捜査員です。どこか抜けたところがあり、ネタ枠的な存在としてドラマに彩りを添えています。猪原恵美(演:峯村リエ)は特殊班の技術支援担当技官として、捜査を裏から支える重要な役割を担っています。
そして最終回には、関ジャニ∞の横山裕さん演じる山内徹が新メンバーとして登場。桜木の後輩となる山内は、シーズン3へと続く重要なキャラクターとなります。桜木がかつて瀧河から受けた厳しい指導を、今度は山内に施す姿が描かれ、シリーズの継続性を感じさせる演出となりました。
シーズン2と他シーズンの繋がり

「絶対零度」シリーズは、各シーズンで舞台や設定を変えながらも、巧みに物語を繋げています。シーズン2は単独でも楽しめる作品ですが、シリーズ全体の流れを理解することで、より深く作品を味わうことができます。ここでは、シーズン2が他のシーズンとどのように繋がっているのかを詳しく解説していきます。
シーズン1からの継続要素と変化
シーズン2は、シーズン1の最終エピソードで描かれた八王子での事件解決から約1ヶ月後という設定でスタートします。シーズン1では、桜木泉は「特命捜査対策室特命捜査第4係」に所属し、時効直前の未解決事件を再捜査するという任務を担っていました。「コールド・ケース」と呼ばれるこの部署で、桜木は新米刑事として様々な困難を乗り越え、徐々に成長していく姿が描かれました。
シーズン2では、警視庁内の組織再編による人事異動により、桜木は長嶋秀夫室長、白石晋太郎刑事とともに新設された「特殊犯罪捜査対策室」へと配属されます。この異動により、ドラマのテーマが「未解決事件の再捜査」から「特殊犯罪への潜入捜査」へと大きく転換しました。シーズン1では過去の事件を掘り起こすという retrospective な捜査だったのに対し、シーズン2では現在進行形の事件にリアルタイムで潜入するという、よりスリリングな展開となっています。
継続要素として注目すべきは、長嶋秀夫室長と白石晋太郎の存在です。北大路欣也さん演じる長嶋は、シーズン1から一貫して桜木の上司として登場し、厳しくも温かい指導で彼女を育て続けています。桜木のことを「カメ」と呼ぶのも変わらず、この愛称はシーズン1での彼女の成長スピードを象徴する言葉として定着しました。シーズン2でも新しい環境で苦労する桜木を、長嶋は辛抱強く見守り続けます。
一方で大きな変化もありました。シーズン1でコンビを組んでいた塚本勇(宮迫博之)は、スペシャル版で殺害されてしまい、シーズン2には登場しません。この塚本の死は、畑山昭子という謎の女性が関与している重要な事件として、シーズン2の伏線にもなっています。塚本に代わる新たなパートナーとして登場したのが瀧河信次郎であり、彼との関係性が桜木のさらなる成長を促すことになります。
シーズン3で桜木泉が再登場する理由
シーズン3「絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜」は、2018年に放送され、主人公が井沢範人(演:沢村一樹)に変わりました。舞台も「未然犯罪捜査班(ミハン)」という新しい部署となり、AIを使って未来の犯罪を予測して未然に防ぐという、SF的な要素を取り入れた作品に進化しています。
主人公が変わったことで、シーズン1・2のキャラクターたちはどうなったのかと心配したファンも多かったはずです。しかし安心してください。シーズン2までのレギュラーキャラクターたちは、シーズン3でも同じ役柄でゲスト出演しています。特に注目すべきは、最終話近くでの桜木泉の再登場です。
シーズン3の設定では、桜木泉はベトナムで死亡したことになっていました。しかし物語終盤、驚くべきことに生きていた桜木が再び姿を現します。彼女は独自に黒幕を追っており、その捜査の過程でシーズン3の主人公・井沢たちと接触することになるのです。この再登場は、多くのシーズン1・2ファンを歓喜させました。
桜木が再登場する理由は、シーズン2で残された伏線と深く関係しています。木幡雄一という黒幕を逮捕したものの、彼が残した「社会が情報で成り立つ限り、自分のような存在はまた現れる」という言葉は、単なる負け惜しみではありませんでした。シーズン3で描かれる大規模な陰謀は、まさに木幡が予言した通りの「情報を操る犯罪」の延長線上にあり、桜木はその真相を追っていたのです。
またシーズン2の最終回で、桜木の後輩として山内徹(演:横山裕)が登場しましたが、この山内もシーズン3でレギュラーキャラクターとして活躍します。桜木から厳しい指導を受けた山内が、シーズン3でどのように成長しているかも見どころの一つです。このように、キャラクターたちの成長と関係性の継続が、シリーズ全体を通じて丁寧に描かれています。
絶対零度シーズン2の視聴率と評価

2011年夏、火曜21時という激戦枠で放送されたシーズン2は、視聴者から高い評価を獲得しました。ここでは、視聴率のデータや視聴者からの反応、そして上戸彩さんの演技について詳しく見ていきます。
平均視聴率13.1%の好成績を記録
絶対零度シーズン2は、平均視聴率13.1%という立派な数字を記録しました。2011年当時、地上波テレビの視聴率が徐々に下降傾向にあった中で、この数字は非常に健闘した結果と言えます。特に火曜21時という枠は、他局も力を入れる激戦時間帯であり、その中で二桁の視聴率を維持し続けたことは、作品のクオリティの高さを証明しています。
全11話の中で特に視聴率が高かったのは、最終話に向けて盛り上がりを見せた第9話以降です。畑山昭子という謎の女性の正体が明らかになり、真の黒幕・木幡雄一との対決が始まるこの展開は、多くの視聴者を釘付けにしました。また、瀧河の病気の進行と刑事としての最後の仕事という感動的なストーリーラインも、視聴者の心を掴んだ要因の一つでしょう。
シーズン1と比較しても、視聴率は安定して推移しました。シーズン1が平均視聴率14.0%だったことを考えると、続編としての期待に十分応える結果を残したと言えます。特殊犯罪潜入捜査という新しいテーマへの転換が成功し、視聴者に受け入れられたことが数字にも表れています。
視聴者からの評価と見どころ
視聴者からの評価を見ると、Filmarksでは平均スコア3.6点(5点満点)、レビュー数1944件という高い関心を集めています。多くの視聴者が「毎回いとも簡単に潜入できるのがリアルさに欠けるが、全話通して楽しめた」「桐谷健太さんの演技が素晴らしかった」「上戸彩さんの七変化が見どころ」といった感想を寄せています。
特に好評だったのは、キャラクターたちの成長物語です。「シーズン1では頼りなかった桜木が、シーズン2では少しずつ頼もしくなっていく過程が良かった」「瀧河の背中を追いながら成長する桜木の姿に感動した」「最終回で後輩を指導する桜木を見て、成長したなと親目線で感じた」など、桜木泉というキャラクターの成長に共感する声が多数見られました。
また、各話のゲスト出演者も豪華で、ストーリーに深みを与えています。堀内敬子さんが演じた畑山昭子の不気味さや、ユースケ・サンタマリアさんが演じた木幡雄一のサイコパスっぷりは、多くの視聴者の記憶に強く残りました。特にユースケさんの演技については「飄々としているのに恐ろしい」「罪の意識がない様子がリアルで怖かった」と高く評価されています。
一方で、第8話が再放送されないことについて疑問を持つ視聴者もいます。この理由については後述のFAQセクションで詳しく触れますが、何らかの事情により放送が見送られることがあり、そのため物語の一部が欠けた状態で視聴することになったファンもいたようです。
絶対零度シーズン2を見る方法

「絶対零度シーズン2を今すぐ見たい!」そう思った方のために、現在視聴可能な方法をご紹介します。2011年の作品ですが、現在でも複数の方法で全話を楽しむことができます。
FODプレミアムで全話配信中
絶対零度シーズン2を視聴する最もおすすめの方法は、FODプレミアム(フジテレビオンデマンド)です。FODプレミアムは、フジテレビが運営する公式の動画配信サービスで、シーズン2を全11話見放題で配信しています。
FODプレミアムの最大のメリットは、制作元であるフジテレビの公式サービスであるという点です。そのため配信が安定しており、画質も高品質。また、シーズン2だけでなく、シーズン1、スペシャル版、シーズン3、シーズン4まで、「絶対零度」シリーズ全作品を視聴することができます。シリーズを通して楽しみたい方には特におすすめです。
FODプレミアムは月額976円(税込)のサービスですが、無料トライアル期間が設けられている場合もあります。フジテレビ系のドラマが好きな方なら、「絶対零度」以外にも楽しめる作品が数多く揃っているため、登録する価値は十分にあるでしょう。また、動画だけでなく雑誌や漫画も読めるという付加価値もあります。
視聴方法は簡単です。FODプレミアムの公式サイトからアカウントを作成し、支払い方法を登録するだけ。スマートフォン、タブレット、パソコン、さらにはテレビでも視聴可能なので、自分の好きなデバイスで楽しむことができます。通勤時間や休憩時間に少しずつ見るもよし、休日に一気見するもよし、ライフスタイルに合わせた視聴が可能です。
TSUTAYA DISCASでのレンタル情報
もう一つの視聴方法として、TSUTAYA DISCASを利用する方法があります。TSUTAYA DISCASは、DVDの宅配レンタルサービスです。「配信サービスじゃなくてDVDなの?」と思われるかもしれませんが、実はこのサービスには大きなメリットがあります。
TSUTAYA DISCASの最大の特徴は、ジャニーズ出演作品のラインナップが非常に充実しているという点です。配信サービスでは権利の関係上、ジャニーズタレントが出演している作品の配信が制限されることがありますが、DVDレンタルであればこの問題がありません。「絶対零度シーズン2」には、最終回に関ジャニ∞の横山裕さんが出演しており、ジャニーズファンの方にとっては貴重な視聴機会となります。
TSUTAYA DISCASは、スマートフォンやパソコンから見たい作品を選ぶと、自宅にDVDが届くというシステムです。返却は近くの郵便ポストに投函するだけなので、店舗に行く手間や返却期限を気にする必要がありません。月額2,052円(税込)の定額レンタルプランなら、旧作DVDが借り放題になります。
また、30日間の無料トライアル期間があり、この期間中は単品レンタルチケットが1枚もらえます。「絶対零度シーズン2」だけでなく、上戸彩さんや桐谷健太さんの他の出演作品も一緒に楽しめるので、ドラマファンには嬉しいサービスです。約77,000タイトル以上という圧倒的なラインナップも魅力の一つで、配信サービスでは見られない懐かしい作品や希少な作品も多数取り揃えています。
絶対零度シーズン2に関するよくある質問

シーズン2について、ファンからよく寄せられる質問とその回答をまとめました。これから視聴する方も、すでに視聴した方も、気になる疑問がここで解決するかもしれません。
シーズン2は何話まで放送されましたか?
絶対零度シーズン2は、全11話で完結しています。2011年7月12日に第1話が放送され、9月20日の最終回まで、毎週火曜日の21時から放送されました。1話完結型のエピソードが多いものの、後半は連続したストーリー展開となり、最終回に向けて盛り上がっていく構成になっています。
各話の長さは、通常の連続ドラマと同じく約45分(CMを除く)です。全11話を通して視聴すると、約8時間程度となります。週末を使って一気見することも可能な分量ですし、毎日1話ずつ楽しむこともできる、ちょうど良いボリュームと言えるでしょう。
第8話が再放送されない理由は?
「第8話だけが再放送で飛ばされている」という疑問を持つ視聴者が多くいます。実際、過去の再放送では第8話が放送されなかったケースがありました。この理由については公式からの明確な発表はありませんが、いくつかの可能性が考えられます。
一つは、出演者の事情です。第8話に出演したゲスト俳優に何らかの問題が発生し、放送が自粛されたという可能性があります。過去にも、出演者の不祥事などにより特定のエピソードが欠番扱いになったドラマは複数存在します。
もう一つの可能性は、内容に関する配慮です。第8話は猟奇殺人事件を扱っており、被害者が糸で口を縫われ喉を切り裂かれるという描写があります。実際の事件との類似性や、表現の過激さなどから、再放送が見送られた可能性も考えられます。
ただし、FODプレミアムなどの配信サービスでは第8話も含めて全話視聴可能です。そのため、完全な視聴を希望する場合は、配信サービスを利用することをおすすめします。
シーズン2を見る前にシーズン1を見るべき?
結論から言うと、シーズン1を見なくてもシーズン2は十分に楽しめます。シーズン2は基本的に1話完結型のエピソードが中心で、各回で独立した事件を扱っているため、予備知識がなくても理解できる構成になっています。
ただし、シーズン1を視聴しておくことで、より深く作品を楽しめることも事実です。主人公・桜木泉のキャラクターや成長の過程、長嶋室長や白石刑事との関係性の始まりなど、シーズン1で描かれた要素がシーズン2でも引き継がれています。特に桜木が「のろまなカメ」と呼ばれる理由や、彼女の刑事としての原点を知ることで、シーズン2での彼女の成長がより感動的に感じられるでしょう。
また、シーズン1のスペシャル版で起きた塚本刑事(宮迫博之)の殺害事件は、シーズン2で登場する畑山昭子と関係があります。この背景を知っていると、畑山というキャラクターの謎めいた雰囲気がより一層際立ちます。
時間に余裕がある方は、ぜひシーズン1から順番に視聴することをおすすめします。FODプレミアムなら、シーズン1もスペシャル版も全て視聴可能なので、シリーズ全体を楽しむことができます。
横山裕はシーズン2でどんな役ですか?
関ジャニ∞の横山裕さんは、シーズン2の最終回(第11話)に山内徹という役で登場します。山内は、特殊犯罪捜査対策室に新しく配属されてきた新米刑事で、桜木泉の後輩となる人物です。
第11話での山内の登場シーンは短いものの、非常に印象的です。事件が解決し、瀧河が刑事を辞職した後、桜木は山内の教育係を任されます。かつて瀧河から厳しい指導を受けていた桜木が、今度は瀧河そっくりの厳しさで山内を指導し始める姿は、桜木の成長を象徴する素晴らしいシーンとなっています。
山内徹というキャラクターは、シーズン3「絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜」でレギュラーキャラクターとして活躍します。主演が沢村一樹さんに変わったシーズン3でも、シーズン2から引き続き重要な役割を担い、シリーズの継続性を保つ存在となっています。
横山裕さんの演技は自然で好感が持て、「シーズン3でどんな活躍をするのか期待が高まった」という視聴者の声も多数ありました。ジャニーズファンの方にとっても、横山さんの刑事役は必見の価値があります。
絶対零度シーズン2のあらすじネタバレまとめ

ここまで、絶対零度シーズン2について詳しく解説してきました。最後に、シーズン2の魅力と見どころを改めてまとめておきましょう。
絶対零度シーズン2は、2011年に放送された上戸彩さん主演の刑事ドラマです。新設された特殊犯罪捜査対策室を舞台に、潜入捜査という新しい捜査手法にスポットを当てた作品として、多くのファンに愛されました。平均視聴率13.1%という好成績を記録し、シリーズ継続の基盤を築いた重要な作品です。
最大の見どころは、主人公・桜木泉の成長物語です。正義感の強さゆえに潜入捜査での嘘に苦しみながらも、瀧河信次郎という優秀な先輩の指導のもと、徐々に一人前の捜査員へと成長していく過程が丁寧に描かれています。上戸彩さんが披露する「七変化」も大きな話題となり、毎回異なる役柄を演じ分ける演技力の高さが評価されました。
物語後半では、畑山昭子という謎の女性の登場により、ストーリーは連続ドラマへと展開します。そして最終的に明らかになる真の黒幕は、ユースケ・サンタマリアさんが演じる木幡雄一でした。情報を操る天才的な犯罪者である木幡との対決は、現代社会における情報犯罪の恐ろしさを描き出し、視聴者に強烈な印象を残しました。
瀧河信次郎の緑内障という設定も、物語に深みを与えています。刑事としての最後の仕事を全うしようとする瀧河と、彼から学び成長する桜木の関係性は、多くの視聴者の心を打ちました。桐谷健太さんの繊細な演技により、瀧河というキャラクターは非常に魅力的な存在となっています。
シリーズ全体での位置づけとしても、シーズン2は重要な作品です。シーズン1の「過去の未解決事件」から、シーズン3以降の「未来の犯罪予測」へと繋がる橋渡し的な役割を果たしており、「現在の特殊犯罪」をテーマに据えることで、シリーズの幅を広げました。また、最終回に登場した山内徹(演:横山裕)は、シーズン3でレギュラーとなり、シリーズの継続性を保つ重要なキャラクターとなっています。
視聴方法としては、FODプレミアムでの配信が最もおすすめです。シーズン2だけでなく、シリーズ全作品を視聴できるため、「絶対零度」の世界を余すことなく楽しむことができます。TSUTAYA DISCASのDVDレンタルも、ジャニーズ出演作品を楽しみたい方には良い選択肢でしょう。
2011年の作品ではありますが、その魅力は色褪せることがありません。刑事ドラマとしての面白さ、キャラクターの成長、社会派テーマへの切り込み、そして役者陣の熱演。すべてが高いレベルでバランスよく組み合わさった、完成度の高い作品です。
まだ視聴していない方は、ぜひこの機会に絶対零度シーズン2をご覧ください。そして、シーズン1やシーズン3以降も合わせて視聴することで、「絶対零度」という素晴らしいシリーズの全体像を楽しんでいただければと思います。桜木泉という一人の刑事の成長物語、そして時代とともに進化し続ける刑事ドラマの魅力を、存分に味わってください。
ゼンシーア
