【ワンパンマン】ボロスの強さを徹底解説!ガロウとの比較も

宇宙最強クラスの敵としてサイタマの前に立ちはだかった「ボロス」。アニメ1期のラストバトルで圧倒的な存在感を放ち、「結局ボロスってどれくらい強いの?ガロウやS級ヒーローより上なの?」と気になった人も多いはずです。本記事では、ボロスの災害レベルや必殺技、破壊規模を整理しつつ、ガロウやタツマキ、ブラストとの比較、さらにはアニメ3期以降のインフレ環境での立ち位置まで徹底解説。ボロスというキャラの“強さの物差し”としての魅力を、今あらためて掘り下げていきます。

目次

ボロスとは?

ボロスは、ワンパンマン1期のラスボスとしてサイタマの前に立ちはだかった、“宇宙最強クラス”の怪人です。片目の宇宙人というインパクト抜群のビジュアルと、サイタマに本気を少しだけ出させた数少ない存在として、今でもファンの間で根強い人気を誇っています。

暗黒盗賊団ダークマターの頭目として地球に襲来

ボロスは「暗黒盗賊団ダークマター」の頭目として、巨大宇宙船を率いて地球を襲撃しました。彼らは宇宙を渡り歩き、星を滅ぼしながら略奪を繰り返す恐るべき集団で、その頂点に立つのがボロスです。Z市に降り立った宇宙船はそれだけで災害レベル竜クラスの脅威と見なされ、S級ヒーローたちが総動員される事態となりました。

サイタマと同じ「強すぎる苦悩」を抱えた存在

ボロスがただの破壊者で終わらないのは、彼がサイタマと同じ「強すぎるがゆえの退屈」を抱えていたからです。あまりにも強くなりすぎた結果、どんな相手も一撃で倒してしまい、戦いへの高揚感も達成感も失われてしまう──この虚無感はサイタマと完全に共通しています。

だからこそ、サイタマと拳を交えた瞬間、ボロスは久々に“生きている実感”を取り戻します。サイタマ側から見ればいつもの「ちょっと強い敵」の一人ですが、ボロス視点では長年求め続けた「運命のライバル」だったとも言えるでしょう。

予言に導かれて20年かけて地球へ

ボロスは、占いによって「自分と互角に戦える存在が地球にいる」という予言を受け、それを信じて宇宙を20年間も旅し続けてきました。長い時をかけてようやく辿り着いた“約束の地”が地球であり、その果てに待っていたのがサイタマとの死闘です。

この「20年かけて宿敵を探し続けていた」というドラマ性が、ボロスを単なる悪役ではなく、どこか報われてほしい悲劇的なキャラクターとして印象付けています。

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ボロスの強さを数値で理解!災害レベルと戦闘能力

ボロスの強さを語るうえで欠かせないのが、ヒーロー協会が定める「災害レベル」と、作中で語られる破壊規模です。ここでは、公式・準公式の情報をもとに、ボロスの脅威度をできるだけ“数値イメージ”で整理していきます。

災害レベル「竜以上」が示す脅威度

原作者ONEは、ボロスの災害レベルについて「竜以上」と言及しています。これは、単なる竜級ではなく、場合によっては神級に迫る、またはそれに匹敵するポテンシャルを持つ存在として扱われていることを意味します。

災害レベル竜とは、「複数の都市が壊滅するレベルの脅威」と定義されており、その“上”となれば、国家レベル、ひいては人類存続レベルの危機になりかねません。実際、ボロスの宇宙船はZ市をほぼ消し飛ばし、ボロス自身も地球の表面を吹き飛ばせる攻撃を持っていました。

10日で地球を更地にできる破壊力

作中では、ボロスの戦闘能力について「10日ほどあれば地球の表面を更地にできる」といった説明が登場します。これは、ボロスが本気を出せば、短期間で文明ごと星の表面を破壊し尽くすほどの力を持つことを示す描写です。

このスケール感は、他作品で言えば“惑星表面破壊級”に相当し、竜級の中でも明らかに別格。戦闘民族系ボスキャラがひしめくバトルアニメの中でも、トップクラスの破壊力を誇ることがわかります。

サイタマの一撃に耐えた唯一の怪人

ボロスがファンに「格の違う強敵」として記憶されている最大の理由が、サイタマの本気に近い一撃を“数発”受けても即死しなかった点です。通常、サイタマに殴られた敵はワンパンで粉砕されますが、ボロスは連続で攻撃を耐え、戦闘として成立させていました。

特に、ボロスがメテオリックバーストでフルパワーになった後は、サイタマの必殺技「本気マジパンチ」を真正面から受けて消し飛びます。この“本気系”のパンチを引き出せた存在は、作中でも極めて限られており、ボロスの強さを象徴するシーンとなっています。

最上位三戦士も災害レベル竜の実力者

ボロスの配下には、「最上位三戦士」と呼ばれる幹部たちが存在します。彼らもまた、S級ヒーローを追い詰めるほどの実力を持ち、少なくとも災害レベル竜相当の怪人と見なされます。

そのトップに立つボロスは、これら三戦士をまとめ上げ、なおかつ単独でS級をまとめて相手取れるほどの余裕を持つ存在です。幹部クラスが竜級、ボロス本人が“竜以上”という構造からも、ボロス軍団全体の危険度がいかに頭おかしいレベルかが伝わってきます。

ボロスの必殺技

ボロスの強さを語るうえで外せないのが、その規格外の必殺技たちです。とくに「メテオリックバースト」と「崩星咆哮砲」は、作中でもトップクラスの迫力と破壊力を誇り、アニメ1期最終話のハイライトとなりました。

メテオリックバースト:サイタマを月まで吹き飛ばした蹴り

メテオリックバーストは、ボロスが自らの生命力を燃やすことで、スピードとパワーを極限まで引き上げる解放技です。この形態になったボロスは、サイタマの視界から消えるほどの速度で動き回り、連続攻撃で空中戦を繰り広げます。

特に印象的なのが、サイタマを月まで蹴り飛ばした一撃。宇宙空間まで吹き飛ばすというスケールは、もはや地上戦の域を超えており、「ボロス=宇宙規模の脅威」というイメージを決定づけました。

崩星咆哮砲:惑星の表面を消し飛ばす究極奥義

崩星咆哮砲(ほうせいほうこうほう)は、ボロスが全エネルギーを一点に収束させて放つ、究極のビーム砲です。ボロス本人のセリフによれば、この一撃は「惑星の表面を消し飛ばす」ほどの威力を持つとされており、その危険度はもはや災害レベル神クラスと評されることもあります。

作中では、サイタマの「本気マジパンチ」によって軌道ごと打ち消されますが、もし迎撃されなければ、地球に計り知れないダメージを与えていたのは間違いありません。ボロスのポテンシャルを象徴する、まさに“星を砕く一撃”と言えるでしょう。

ボロスの強さをガロウと比較!どっちが強い?

ワンパンマンファンの間で長年議論され続けているのが、「ボロスとガロウ、最終的にどっちが強いのか?」というテーマです。両者ともサイタマに本気を出させた数少ない敵であり、3期以降のアニメ展開によって、この議論はさらに白熱していくことが予想されます。

原作者ONEが語る「ボロスvsガロウ」の公式見解

原作者ONEはインタビューやコメントの中で、「ボロスは災害レベル竜以上」「ガロウは成長するほどにそれを上回っていく存在」といったニュアンスの発言をしています。ざっくりまとめると、

  • ボロス:完成された竜以上クラスの宇宙最強戦士
  • ガロウ:戦闘中に進化を続け、神級領域に踏み込む“伸びしろモンスター”

という構図になっており、“最終段階のガロウ”をどこまで評価するかで結論が変わってきます。

接近戦ではガロウ、破壊力ではボロスが有利

純粋な肉弾戦・格闘技として見た場合、武術とコピー能力で戦うガロウは、接近戦の読み合い・応用力でボロスを上回る可能性があります。一方で、惑星表面を吹き飛ばす崩星咆哮砲という“超火力兵器”を持つボロスは、広範囲破壊力では大きくリードしていると言えるでしょう。

イメージとしては、

  • ガロウ:対人戦・タイマンに特化したオールレンジ格闘アタッカー
  • ボロス:惑星侵略を前提とした、大規模破壊兵器兼戦闘民族の長

といった住み分けで、「タイマンで長時間戦えばガロウ有利」「惑星規模の戦争ならボロス有利」と考えるファンも多いです。

宇宙的恐怖モードのガロウがボロスを超えた可能性

原作・リメイク版で描かれた“宇宙的恐怖モード”のガロウ(神の力を一部受け取った状態)は、もはや人間の枠を超えた宇宙的存在として描かれます。アニメ3期以降でこの形態が本格的に動き出せば、「ボロス超え」はほぼ確定的に語られるはずです。

とはいえ、ボロスはボロスで“完成された竜以上”という魅力があり、ガロウとはベクトルの違う強さを持っています。最終的には、「どちらが強いか」よりも「どちらの戦闘が好きか」で語り合うのが、ファンとして一番楽しいポイントかもしれません。

ボロスの強さをS級ヒーローと比較検証

ボロスのヤバさを直感的に理解するには、ワンパンマン世界のトップ戦力であるS級ヒーローたちと比較してみるのが近道です。ここではタツマキ、ブラスト、その他S級を軸に、ボロスとの相性や勝敗ラインを考えていきます。

タツマキの超能力でもボロスには勝てない

エスパー最強クラスのS級2位・戦慄のタツマキは、怪人協会編でその真価を発揮し、都市規模の瓦礫を自在に操る規格外ぶりを見せつけました。しかし、それでもなお「ボロスに単独で勝てるか?」となると、多くの考察では「かなり厳しい」とされています。

ボロスは超再生能力と高耐久を持ち、メテオリックバーストによるスピードはタツマキの視線を振り切るレベルに達する可能性があります。遠距離ではタツマキ有利、近距離ではボロス有利という、読み合いの激しいカードになりそうです。

ブラストが予言の真の相手だった説

ボロスを地球へ導いた予言の相手は、作中ではサイタマと解釈されています。しかし、一部ファンの間では「本当はブラストのことだったのでは?」という説も根強く存在します。

ブラストはヒーロー協会最強のS級1位であり、空間転移能力など、宇宙規模の戦いにも対応できるポテンシャルを持っています。もしボロスがサイタマではなくブラストと戦っていたら、星をまたいだ超次元バトルになっていたかもしれません。

その他S級ヒーローでは束になっても敵わない

バング、アトミック侍、フラッシュなど、近接戦闘に優れたS級ヒーローは数多く存在しますが、ボロスに単独で勝てるイメージを持つのは難しいのが正直なところです。宇宙船の砲撃だけでもS級たちは苦戦しており、本体のボロスと正面から殴り合えるのは、ごく一部のトップ中のトップに限られます。

複数のS級が連携すれば、崩星咆哮砲のチャージを妨害するなど、勝機を作れる可能性はありますが、それでも「決定打を誰が入れるのか?」という問題は残り続けます。やはり、ボロスはサイタマ級の“バグキャラ”がいないと真っ向からは止められない存在と言えるでしょう。

ボロス戦は何話?アニメと原作の登場シーン

「ボロスの強さを知ったら、もう一度バトルシーンを見返したくなる!」という人も多いはず。ここでは、アニメ・原作・リメイク版それぞれでボロスが登場する話数を整理します。

アニメ1期第12話でボロス戦がクライマックス

アニメ『ワンパンマン』1期では、第11話終盤にボロスが本格登場し、第12話でサイタマとの死闘がクライマックスを迎えます。スタジオMadhouseによる作画と演出は、今なお伝説級と語られるほどで、メテオリックバーストや崩星咆哮砲のシーンは何度見ても鳥肌ものです。

とくに、月まで吹き飛ばされてから何事もなかったかのように戻ってくるサイタマと、必死に食らいつくボロスの対比は、シリーズ屈指の名シーンと言えるでしょう。

原作・リメイク版での登場話数まとめ

ONE版Web漫画および村田雄介版リメイク漫画でも、ボロス戦は物語前半の最大の山場として描かれています。単行本で言えば、おおむね「ボロス編」のラスト数話が、サイタマとの頂上決戦パートです。

細かいコマの描写や技の迫力はリメイク版がより強化されており、アニメと漫画を見比べることで、ボロスの攻撃モーションや感情の動きがより深く味わえます。

アニメ3期(2025年10月放送)でボロス級の戦闘が描かれる

2025年10月から放送中のアニメ3期では、怪人協会編がついに本格的にアニメ化され、ガロウがボロス級、あるいはそれ以上の脅威へと進化していく様子が描かれています。

作画面の評価は賛否両論あるものの、「ボロス戦級のスケール感」がテレビシリーズで再び見られるという点で、今後も話題を集め続けることは間違いありません。

ボロスの強さに関するよくある質問

最後に、「ボロス 強さ」でよく検索される疑問をQ&A形式でまとめます。細かいところまで抑えておけば、友だちとの議論やSNSでの考察にも一歩踏み込んだコメントができるようになります。

ボロスの災害レベルはなぜ「神」ではないのか?

ONEは公式に「ボロスは災害レベル竜以上」と発言しているものの、「神」とまでは言い切っていません。これは、ボロスが確かに星レベルの脅威ではあるものの、“神”という枠にはまだ余白を残しておきたい、という作品全体のバランス調整の側面が強いと考えられます。

将来的に、ボロスをも超える真の神級存在を描くための“天井”を残している、と見ると納得しやすいでしょう。

ボロスはなぜサイタマに負けたのか?

結論から言えば、「サイタマが強すぎたから」です。ボロスは自分の全力を出し切り、崩星咆哮砲という切り札まで繰り出しましたが、そのすべてをサイタマは“ついで”のように受け止めてしまいました。

ただし、ボロス本人は戦いの最中にサイタマの底知れなさを理解し、自分が勝てないことも悟っています。それでも最後まで全力を尽くし、「お前にはまだ本気を隠していただろう」と言い残して散った姿は、多くのファンの心を掴みました。

ボロスより強い怪人は今後登場するのか?

原作・リメイク版の展開を見る限り、すでにボロス級、あるいはそれ以上と目される怪人や存在は登場し始めています。怪人協会編のボス格たちや、“神”と呼ばれる得体の知れない存在など、ボロスを基準にしたインフレは確実に進行中です。

とはいえ、キャラクターとしてのインパクトやドラマ性という意味では、ボロスはいまだに「最高のラスボス候補」として語られることが多く、人気面で彼を超えるのはかなりハードルが高いと言えるでしょう。

アニメ3期でボロスは再登場する?

現時点(3期放送中時点)では、ボロスが本編に再登場する予定は示されていません。ただし、回想・メタ演出・ファンサービス的なカットインで触れられる可能性は十分にあります。

また、スピンオフ作品やゲーム、コラボ企画などでは、今後も“最強クラスのボス”として何度もピックアップされることが予想されます。

ボロスの強さまとめ

ボロスは、「暗黒盗賊団ダークマターの頭目」「災害レベル竜以上」「惑星表面を消し飛ばす崩星咆哮砲」「サイタマの本気に近い一撃を引き出した男」という、数々の肩書きを持つワンパンマン屈指の強敵です。

ガロウやS級ヒーローとの比較議論が尽きないのも、それだけボロスの強さが作品全体の“物差し”になっているからこそ。今後アニメ3期以降でインフレが進んでも、「ボロスを基準にしてどう強いのか?」という視点は、ファンの中で生き続けるはずです。

もしこの記事を読んで「またボロス戦を見返したくなった…」と思ったなら、ぜひアニメ1期の最終話と、原作・リメイク版のボロス編をもう一度チェックしてみてください。きっと、初見とは違う“強さの意味”が見えてくるはずです。

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