ゼンシーア
「戌亥とこ 炎上」と検索してこの記事にたどり着いた方へ。まず最初にお伝えしたいのは、戌亥とこ本人には何の非もありません。2021年10月に起きた「OUT OF FRAME」騒動は、星街すいせいとのコラボ楽曲をめぐってあんスタファンから批判を受けた出来事ですが、真の原因は作詞家・松井洋平氏の不適切な発言にありました。この記事では、騒動の詳しい経緯、批判された論点の検証、関係者の対応、そして現在の戌亥とこの活躍まで、事実に基づいて徹底解説します。誤解を解き、安心して推し活を続けるための情報をお届けします。
戌亥とこの炎上事件とは？
2021年10月、にじさんじ所属の人気VTuber・戌亥とこが「炎上」したという情報を目にした方は多いでしょう。しかし結論から言えば、戌亥とこ本人には何の非もありません。この騒動は、星街すいせい（ホロライブ）とのコラボ楽曲「OUT OF FRAME」をめぐって起きたもので、炎上の原因は楽曲の作詞を担当した松井洋平氏の不適切な発言にあったのです。
当時、SNS上では激しい議論が繰り広げられ、戌亥とこへの批判も見られましたが、最終的には関係各所の声明により、彼女に直接の責任はないことが明確になりました。それでは、この騒動の全体像を見ていきましょう。
2021年10月に発生したOUT OF FRAME騒動の概要
騒動が起きたのは2021年10月21日。星街すいせいの1stソロライブ「STELLAR into the GALAXY」で、戌亥とこがゲスト出演し、二人のデュエット曲「OUT OF FRAME」が初披露されました。異なる事務所に所属する二人のコラボは、両方のファンから大きな期待と祝福を受けていました。
ところが、楽曲のリリース直後から、人気ゲーム「あんさんぶるスターズ！」（通称：あんスタ）のファンコミュニティで波紋が広がります。楽曲制作に関わったクリエイター陣があんスタにも楽曲を提供していたこと、さらにジャケットイラストの構図や雰囲気があんスタの楽曲MVに似ていることが指摘されたのです。
この時点では「似ている」という指摘に留まっていましたが、翌日の作詞家・松井洋平氏のツイートが事態を大きくしました。彼が「別の世界線の大きく精神的な部分を繋げようかと」と発言したことで、あんスタファンの一部が「あんスタの世界観を勝手に利用された」と受け取り、批判の声が高まっていったのです。
炎上の主な原因は作詞家の不適切な発言
この騒動の核心は、松井洋平氏による「世界線を繋げる」という表現でした。松井氏はあんスタの楽曲にも多数携わっているクリエイターで、ファンにとってはあんスタを象徴する人物の一人。そんな彼が、あんスタとは無関係のVTuber楽曲について「世界線を繋げた」と発言したことで、「公式クリエイターが勝手にあんスタの世界観を外部と結びつけた」と解釈され、大きな反発を招きました。
松井氏の意図は、おそらく「二つのコンテンツに共通する創作への情熱やエンターテインメント精神を重ね合わせた」というメタ的な表現だったと考えられます。実際、削除されたツイートには「めためたメタですが」という予防線も張られていました。しかし、言葉足らずな表現が誤解を生み、結果として炎上の引き金となってしまったのです。
松井氏は批判を受けて速やかにツイートを削除し、後日正式な謝罪文を発表。11月4日には所属事務所Arte Refactと共に謝罪し、あんスタのイベント「ユニソン MIDNIGHTリクエストアワー4」への出演も辞退しました。あんスタ運営のHappy Elementsも声明を出し、「OUT OF FRAME」はあんスタとは無関係であることを明確にしています。
戌亥とこ本人に直接の非はなかった
ここで最も重要なのは、戌亥とこ本人は何も悪いことをしていないという事実です。彼女は単に、自分が尊敬するクリエイターに楽曲制作を依頼しただけ。あんスタを心から愛するファンとして、あんスタの楽曲を手がけるクリエイター陣に憧れを抱き、「この方々に曲を作ってもらいたい」と願うのは自然なことです。
戌亥とこと星街すいせいは、実はどちらも熱心なあんスタファンとして知られています。二人は過去に4時間以上に及ぶあんスタ語り配信を行ったこともあり、作品への深い愛情と知識を持っています。彼女たちにとって、あんスタの楽曲制作陣への依頼は「大好きな作品に関わるクリエイターさんに、私たちの曲も作ってほしい」という純粋なファン心理からの行動でした。
楽曲制作の依頼自体は何の問題もなく、ジャケットイラストがあんスタ作品に似ていることも、オマージュやリスペクトの範疇です。法的にも、著作権を侵害するような二次創作には該当しません。批判の矢面に立たされた戌亥とこですが、最終的には関係各所の声明により、彼女に非がないことが明確になりました。
実際、戌亥とこも星街すいせいも、騒動中は一切の謝罪や弁明を行いませんでした。これは無責任な態度ではなく、むしろ適切な対応です。二人は楽曲の依頼主であり、制作過程における発言や表現については関与していません。謝罪すべきは発言した松井氏であり、VTuber側が言及することで逆にあんスタへの延焼を招く可能性もあったため、沈黙を貫いたのは賢明な判断だったと言えるでしょう。
戌亥とこの炎上に関するよくある質問
この騒動について、多くの方が疑問を抱いています。特に、戌亥とこの現在の状況や責任の所在、星街すいせいとの関係など、気になるポイントは数多くあります。ここでは、最もよく聞かれる4つの質問に、事実に基づいて明確に答えていきます。
戌亥とこは炎上で引退したの？
いいえ、戌亥とこは引退していません。騒動後も活動を継続しており、現在もにじさんじの人気VTuberとして精力的に配信を行っています。
騒動が激しかった2021年10月下旬、戌亥とこは一時的にTwitterの更新を停止し、アイコンを変更するなど、精神的なダメージを受けていた様子が見られました。しかし、11月9日には通常通りTwitterを再開し、配信活動も継続。引退どころか、その後も歌動画の投稿やコラボ企画など、活発に活動しています。
この騒動で戌亥とこに直接の非がなかったことは、Happy Elementsの声明でも明らかになっています。批判の矢面に立たされたものの、彼女は何も悪いことをしていないという事実が公式に認められたのです。現在では、騒動の記憶も薄れ、多くのファンが変わらず彼女を応援しています。
炎上の責任は戌亥とこにあるの？
いいえ、戌亥とこに責任はありません。この騒動の真の原因は、作詞家・松井洋平氏の不適切な発言にあり、戌亥とこ本人は何も間違ったことをしていません。
戌亥とこがしたことは、自分が尊敬するクリエイターに楽曲制作を依頼しただけです。あんスタの楽曲を手がける制作陣に憧れを抱き、「この方々に曲を作ってもらいたい」と願うのは、ファンとして自然な感情です。楽曲制作の依頼自体に何の問題もなく、オマージュやリスペクトも創作活動において一般的な行為です。
問題とされたのは、松井洋平氏が個人のSNSで「別の世界線を繋げる」と発言したことです。この発言が誤解を招き、あんスタファンの反発を生みました。しかし、これは作詞家個人の発言であり、依頼主である戌亥とこがコントロールできる範囲を超えています。
Happy Elementsの声明でも、問題は「所属作家の発言や対応」に限定されており、VTuber側については一切言及されていません。つまり、あんスタの権利者自身が、戌亥とこに責任はないという立場を明確にしているのです。
星街すいせいとの関係は現在どうなってる？
二人の関係は変わらず良好です。騒動後も「とこまち」としての絆は続いており、お互いを尊重し合う仲間として活動しています。
騒動直後は、二人ともあんスタについて配信で触れることを避けるようになりました。これは、再び炎上を招かないための自主的な配慮と考えられます。定期配信していた「とこまちラジオ」も、あんスタトークは控えめになりましたが、ラジオ自体は継続されました。
むしろ、この困難な状況を共に乗り越えたことで、二人の絆はより強固なものになったと言えるでしょう。企業の壁を超えて活動する「とこまち」は、VTuber界隈でも稀有な存在です。騒動があったからといって、その関係性が壊れることはありませんでした。
現在では、二人とも各々の活動に注力していますが、時折SNSでお互いに言及し合うなど、変わらぬ友情を見せています。ファンにとっても、二人のコラボは今後も期待されるコンテンツの一つです。
OUT OF FRAMEは現在も聴ける？
はい、「OUT OF FRAME」は現在も各種音楽配信サービスで配信されています。騒動後も楽曲の配信停止や削除は行われておらず、購入・視聴が可能です。
一部では「楽曲が削除されるのではないか」という憶測もありましたが、そのような措置は取られませんでした。これは、楽曲そのものに何の問題もなかったことを示しています。Happy Elementsも、楽曲の配信停止を求めることはありませんでした。
「OUT OF FRAME」は、戌亥とこと星街すいせいの夢が詰まった楽曲です。二人の歌声が重なり合うデュエット曲は、企業の枠を超えた友情の証でもあります。騒動があったからといって、この楽曲の価値が損なわれることはありません。
現在でも、Apple Music、Spotify、Amazon Music、LINE MUSICなど主要な音楽配信サービスで配信されています。過去の経緯を知った上で、純粋に音楽として楽しむことができます。二人のファンにとって、この楽曲は今も特別な意味を持つ作品であり続けています。
戌亥とこ炎上の真相と現在の活動まとめ
ここまで、2021年10月に起きた「OUT OF FRAME」騒動について詳しく見てきました。最後に、この騒動の真相を改めて整理し、戌亥とこの現在の活動状況をお伝えします。
この騒動の本質は、作詞家・松井洋平氏の不適切な発言が誤解を招いたという一点に集約されます。戌亥とこと星街すいせいは、自分たちが尊敬するクリエイターに楽曲制作を依頼しただけであり、何も悪いことはしていません。法的な観点から見ても、「OUT OF FRAME」はあんスタの二次創作には該当せず、利用規約違反でもありません。あんスタの権利者であるHappy Elementsも、最終的に「問題は作家の発言にある」との声明を出し、VTuber側の責任を一切問いませんでした。
つまり、戌亥とこは完全に無実です。騒動の被害者であり、批判されるべき立場にはありませんでした。
現在、戌亥とこはにじさんじの人気VTuberとして精力的に活動を続けています。騒動から4年近くが経過した2025年現在も、YouTubeチャンネル登録者数は86万人を超え、配信活動は以前と変わらず活発です。2023年6月にはボーカルユニット「Nornis（ノルニス）」を結成し、2024年9月にはライブツアーを開催するなど、歌手としての活躍の場を大きく広げています。
引退の噂も度々流れましたが、それはまったくの根拠のないデマです。同期の「さんばか」との絆も健在で、星街すいせいとの「とこまち」としての関係も良好。困難な状況を乗り越えた戌亥とこは、今も多くのファンに愛され続けています。
「OUT OF FRAME」は今も各種音楽配信サービスで聴くことができます。騒動があったからといって、この楽曲の価値が損なわれることはありません。戌亥とこは何も悪くありません。安心して、これからも彼女の活動を応援していきましょう。
