【炎炎ノ消防隊】アーサー・ボイルが強すぎる!騎士王の能力を徹底解説

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『炎炎ノ消防隊』の中でも、「アーサー・ボイル強すぎじゃない?」という声は発売当時から今も絶えません。普段はポンコツ天然騎士なのに、いざ戦闘になると作中トップクラスどころか、人間離れした規格外の強さを見せるアーサー。なぜ彼はここまでチート級の存在になったのか?この記事では、第三世代としての能力やエクスカリバーの性能、ドラゴン戦などの戦績を振り返りながら、騎士王アーサーの強さと魅力を徹底解説していきます。アニメ続編で描かれると間違いなく再評価が加速するであろうポイントも先取りで押さえておきましょう。

目次

アーサー・ボイルの基本情報

引用:TVアニメ『炎炎ノ消防隊』

『炎炎ノ消防隊』のアーサー・ボイルは、金髪碧眼のイケメンビジュアルと、とんでもなくズレた思考回路を併せ持つ「自称・騎士王」。第8特殊消防隊に所属し、シンラと並ぶ物語のもう一人の主人公とも言える存在です。見た目はクール系の剣士なのに、中身は天然ボケ全開──このギャップこそが、彼が「強すぎて面白すぎる」キャラとして愛される理由です。

第8特殊消防隊の二等消防官

アーサーは第8特殊消防隊に所属する二等消防官で、年齢は17歳前後。身長は174cmほどで、細身ながら鍛え上げられた体つきの剣士タイプです。シンラとは訓練校時代からの同期で、お互いをライバル視しながらも認め合う関係。表向きは「ヒーローVS騎士王」のどちらが上かで口論ばかりしていますが、いざというときは命を預け合えるほどの信頼関係を築いています。

第8では、純粋な近接戦闘力においてアーサーはトップクラス。アドラバースト持ちではないにもかかわらず、その戦闘力は隊長クラスと並ぶどころか、それ以上の規格外へと成長していきます。日常パートではポンコツ気味なのに、いざ戦いになると頼もしすぎる「戦闘特化型の天才」と言えるでしょう。

「騎士王」を自称する独特なキャラクター

アーサー最大の特徴は、「自分は騎士王である」という妄想を本気で信じていることです。幼少期、借金まみれだった両親から「妄癖」という現実を上書きする想像力を授けられた結果、彼は世界を騎士物語のように見始めました。

両親が書き置きを残して姿を消したときも、普通なら「捨てられた」と受け取るところを、アーサーは「世界を救う旅に出た」と解釈し、「今日からお前が王だ」という言葉をそのまま受け入れて騎士王として生きる決意をします。このポジティブすぎる妄想力こそが、後に彼の強さを無限に引き上げる最重要設定になっていきます。

アーサー・ボイルが強すぎると評価される3つの理由

アーサーは作中でも「こいつだけスケールがおかしい」と言われるレベルのチートキャラです。特に物語終盤では、神クラスの存在を除けばほぼ最強と言っていい規格外の強さに到達します。ここでは、そんなアーサーが「強すぎる」と語られる三つのポイントを整理していきます。

第三世代能力者として超高温プラズマを操る能力

アーサーは第三世代能力者であり、自身の炎を「プラズマ」へと昇華させて操る特殊な能力を持ちます。プラズマは通常の炎よりも遥かに高温・高出力の状態で、作中でもかなりレアな属性です。そのプラズマを剣の形に維持し、自在に振るうことで圧倒的な斬撃と熱量を両立させています。

第三世代の中でも、アドラバーストを持たない一般の能力者でここまでの火力を出せるキャラはほぼ存在しません。シンプルに「純粋な火力」と「近接戦闘の技量」を兼ね備えた、超高水準のファイターと言えるでしょう。

「騎士王らしさ」の妄想が強さを無限に引き上げる

アーサーの能力がぶっ飛んでいるのは、単なる火力だけではありません。彼の強さは「騎士王らしさ」の妄想が盛り上がれば盛り上がるほどブーストされる、という前代未聞の性質を持っています。

ドラゴンとの死闘や宇宙空間でのバトルでは、「自分は今、伝説の騎士として世界を救う戦いをしている」という妄想がピークに達したことで、常識外れの出力に到達。もはや強さに理論的な上限がなく、「想像力次第でどこまでも強くなれる」という、少年漫画の夢そのもののようなチート仕様です。

「捗っている」状態で桁違いの力を発揮する

アーサーの強さを語るうえで欠かせないワードが「捗っている」状態です。本人のテンションや状況が「騎士王ムーブ」にバッチリ噛み合うと、彼は一気に覚醒モードへ突入します。

逆に、テンションが落ちていたり、騎士っぽくない状況だったりすると途端に弱体化してしまうという極端さも特徴的です。

  • 騎士王ロールプレイが決まるほど強くなる
  • 戦場のシチュエーションが「騎士っぽい」ほど火力アップ
  • テンションが下がると一気に凡人レベルまで落ちる

このムラの激しさが、アーサーを「扱いづらいけどハマると最強」のロマン枠キャラにしています。

エクスカリバーの圧倒的な破壊力と特殊能力

アーサーの強さを語るうえで欠かせないのが、彼の愛剣「エクスカリバー」。炎をプラズマへと変換し、そのまま剣として具現化したこの武器は、作中でもトップクラスのチート兵装です。

太陽表面温度に匹敵する約6000度のプラズマ剣

エクスカリバーは、太陽表面温度に匹敵すると言われる約6000度クラスのプラズマで構成された剣と解釈されることが多く、その熱量は通常の焔ビトどころか、炎系能力者の炎すらかき消すほどの威力を誇ります。

現実世界の物理で考えれば一瞬であらゆるものを蒸発させるレベルであり、作中でも「触れたらアウト」な切れ味と熱量を持つ、まさに伝説級の聖剣です。

電気系能力をジャミングする唯一無二の性質

プラズマ剣としてのエクスカリバーは、単なる高火力武器にとどまりません。電離したプラズマは電磁的な干渉を引き起こし、電気系統の能力を乱す「ジャミング効果」を発揮します。そのため、アーサーはハウメアのような電気系・脳波系の能力に対して天敵とも言える相性を持ちます。

作中でも、アーサーだけがハウメアの洗脳・感応系の能力を無効化できる存在として描かれており、「エクスカリバー=対ハウメア特効武器」という構図が成立しています。

アーサー・ボイルの強さを証明する戦闘実績

設定だけ聞いても十分チートですが、アーサーが本当にヤバいのは「実績」そのものです。ここからは、作中で語られるアーサーの代表的な戦果をピックアップしていきます。ネタバレを含むので、原作未読の方はご注意を。

作中最強ドラゴンを撃破した歴史的勝利

アーサーの強さを決定づけたのが、敵側最強クラスの存在である「ドラゴン」との決戦です。ドラゴンは天災のように語られる怪物で、アーサー以外には生涯まともな敗北がないほどの規格外の戦闘力を誇ります。

そのドラゴンとアーサーは、宇宙空間を舞台にした超次元バトルを繰り広げ、最終的にはアーサーが渾身の一撃で勝利。世界観そのものを揺るがすレベルの戦闘で勝ち切ったことで、「アーサー=作中最強クラス」は完全に確定しました。

月から地球を両断する「紫電地球割り」の規格外威力

ドラゴン戦で披露された必殺技「紫電地球割り」は、名前負けしていないどころか、ガチで「地球スケール」の攻撃です。月面から放たれた巨大なプラズマ剣の一閃が、地球を両断しかねない規模で空間を裂く演出は、多くの読者に「インフレの天井抜けたな…」と思わせたほど。

  • 月面から放たれる超巨大エクスカリバー
  • 空間ごと断ち割るような斬撃演出
  • ドラゴンをもろとも両断する作中屈指の超必殺技

この技一つだけで、「アーサーはもう人間の枠を超えている」と断言していいレベルの描写になっています。

宇宙空間で戦闘可能な人間離れした能力

ドラゴン戦でアーサーが見せたのは、技の威力だけではありません。彼は宇宙空間で呼吸もせず戦闘を続け、四肢を失いながらもなお戦うという、物理法則を完全に無視したタフネスを発揮します。

これはもう「人間というより概念としての騎士王」と言ってもいいレベルで、作中でも「人間の限界を超えた存在」として描かれています。

ハウメアの洗脳を唯一無効化できた天敵

精神攻撃・洗脳系能力の最強格であるハウメアに対し、アーサーはほぼ唯一の完全カウンター持ちキャラです。プラズマ剣エクスカリバーのジャミング効果により、彼女の電気・脳波系の干渉を遮断できるうえ、自身の妄想世界に閉じこもっているため、そもそも精神攻撃が通りづらい、というダブルでの相性勝ち。

「騎士王らしさ」という一見ふざけた設定が、実は物語全体のキーキャラクターであるハウメアに対する決定打となっているのが、アーサーというキャラの面白いところです。

アーサーの魅力的なギャップと名シーン

ここまで読んで「強すぎる」のは伝わったと思いますが、アーサーがファンから愛されている最大の理由は、やはりそのギャップにあります。ここからは、特に印象的な「強さ」と「ポンコツさ」の落差が光るエピソードを振り返ります。

天然ボケなのに戦闘時は圧倒的にかっこいい

普段のアーサーは、道に迷ったり、話を聞いていなかったり、「お前大丈夫か?」と言いたくなるレベルの天然です。会話もどこかズレていて、シリアスな場面でも一人だけ別の方向を向いていることもしばしば。

ところが、ひとたび剣を抜き「騎士王モード」に入ると、その立ち振る舞いは一気にスタイリッシュに。剣を構えたときのポーズや技名の叫び方、敵への啖呵など、バトルシーンのカッコよさは作中でもトップクラスです。

利き手を間違えただけで強くなった伝説

アーサーのギャグ寄りの伝説として語られるのが、「利き手を勘違いしていたら実はもっと強かった」というエピソードです。それまで自分は右利きだと思い込んでいたものの、ふとしたきっかけで「本当はこっちの手の方がしっくりくる…?」と気づいた途端、戦闘力が一段階跳ね上がるという謎展開。

  • 自分の利き手すらちゃんと把握していなかった
  • なのに気づいた瞬間、戦闘センスがさらに開花
  • 「やっぱり天才かもしれない」と読者を納得させてしまう説得力

こういう「バカなのに妙に理にかなっている」瞬間が、アーサーというキャラのクセになるポイントです。

円周率を即答できた意外な理由

作中で、アーサーが複雑な数字の羅列を見て即座に「円周率だ」と見抜くシーンがあります。普段の彼の勉強の出来なさからすれば完全に場違いな知性で、周囲のキャラも読者も「え!?」となる名シーンです。

本人いわく「円卓の騎士だから円について調べてた」という理由ですが、それで円周率をスラスラ理解できるのかは完全に謎。ただ、「本当は天才なのでは?」という説を強くした象徴的な場面でもあります。

「その日から俺は騎士王になった」

アーサーの過去回想の中でも特に印象的なのが、両親が姿を消した日の出来事。「今日からお前が王だ」という書き置きを残して去った両親を、アーサーは「世界を救うために旅立った」と信じ込み、「その日から俺は騎士王になった」と誇らしげに語ります。

普通ならトラウマになってもおかしくない出来事を、妄想の力で「始まりの物語」に変えてしまうこのシーンは、アーサーというキャラクターの根っこにある強さと優しさを象徴する名場面と言えるでしょう。

アーサー・ボイルに関するよくある質問

ここからは、ファンが特に気になりそうなポイントをQ&A形式で整理していきます。原作終盤のネタバレを含むのでご注意ください。

アーサーは作中で本当に最強なのですか?

結論から言えば、「神クラスの存在(森羅万象マンやハウメアなど)を除けば、実質最強クラス」と言ってよいでしょう。ドラゴンという敵側最強キャラに勝利し、宇宙空間での戦闘や地球規模の技「紫電地球割り」を放つなど、人間離れどころか神話レベルの戦闘描写が与えられています。

作中のバランス的には、「神=別格、その一段下のトップがアーサー&シンラ」と見るのが自然でしょう。

アーサーとシンラはどちらが強いですか?

純粋な一対一のタイマンで、互いが全力を出し切った場合、どちらが上かは作品内でも明確な答えは出ていません。ただし、ドラゴンとの戦いの規模や「紫電地球割り」の描写を考えると、「瞬間最大風速」としてはアーサーの方が上だと評価するファンも多いです。

一方で、世界そのものを再創造するレベルの力を手にしたシンラは、また別ベクトルの「チート」なので、二人は「どちらが上か」というより「役割の違う最強クラス」と捉えるのがしっくりきます。

アーサーは死亡してしまうのですか?

ドラゴンとの最終決戦で、アーサーは左腕と下半身を失うほどの致命傷を負い、一度は「死亡した」と受け取られる描写があります。しかしその後の展開で、森羅万象マンの力や「騎士王は死なない」というアーサー自身の妄想が現実を上書きした形で、彼は復活・生存が確認されます。

まさに「妄想が現実を変える」という炎炎ノ消防隊のテーマを体現した復活劇であり、アーサーらしすぎる熱すぎる展開と言えるでしょう。

なぜアーサーは馬鹿なのに強いのですか?

アーサーは勉強ができない・状況判断がズレているなど、一般的な意味での「頭の良さ」はかなり怪しいキャラです。一方で、戦闘センスや空間認識能力、剣技の才能、そして想像力に関しては天才級。円周率を即答したシーンや、戦闘中の機転を見ると、「学力は低いが戦闘IQはバカ高いタイプ」と言えます。

  • 学力・常識 → ポンコツ寄り
  • 剣技・戦闘センス → 天才級
  • 妄想力・メンタル → 作中トップクラス

このアンバランスさが、「馬鹿だけど最強」というアーサーの唯一無二の魅力になっています。

エクスカリバーは実在の聖剣アーサー王伝説と関係がありますか?

名前や「騎士王」という肩書きからも明らかなように、アーサーのエクスカリバーは、イギリスのアーサー王伝説に登場する聖剣エクスカリバーをモチーフにしています。ただし、『炎炎ノ消防隊』におけるエクスカリバーは、プラズマ剣としての科学的/バトル的ギミックが強く、伝承そのものをなぞるというよりは「騎士王ロールプレイの象徴」として再解釈された存在です。

物語が進むにつれて武器そのものも進化し、「真のエクスカリバー」へ至る過程は、アーサー自身が本物の騎士王へ成長していく物語とリンクしています。

【炎炎ノ消防隊】アーサー・ボイルの強さまとめ

アーサー・ボイルは、「自称・騎士王」「妄想で強くなる」「プラズマ剣」という一見ネタ寄りの設定を、ガチのバトル描写と圧倒的スケールでねじ伏せた、炎炎ノ消防隊屈指のロマンキャラです。第三世代能力者としてプラズマを操り、エクスカリバーを振るう剣士としての実力だけでもトップクラス。それに加えて、「騎士王らしさ」の妄想がピークに達したとき、ドラゴン撃破や紫電地球割りといった地球規模の戦闘をやってのける存在へと到達しました。

そして、ただ強いだけでなく、ポンコツな日常と圧倒的にカッコいい戦闘シーンとのギャップ、悲しいはずの過去を「騎士王の始まり」として受け止める強さなど、人としての魅力も詰め込まれています。

「ヒーロー」シンラと「騎士王」アーサー。炎炎ノ消防隊という物語は、この二人の物語と言っても過言ではありません。この記事をきっかけに、ぜひ原作やアニメでアーサーの活躍と名シーンをもう一度追体験してみてください。きっとあなたも、「騎士王最強すぎだろ…」と呟いているはずです。

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